漢方的タイプ別食べ過ぎ飲みすぎケア〜年末年始こそ胃腸のケアを
食欲の秋だからこそ注意したいこと・・・
食欲の秋になり、色々と美味しいものが登場する時期となりました(*^^*)
漢方の問診では胃腸の状態をとっても大切にします。なぜなら食べ物を体のエネルギーにする入り口である【脾】は土の色、母なる大地と考えられており、食べたものから生まれる体の元気『後天の精』の源になる場所だからです。
僕もお客様に『胃腸の調子はいかがですか?』とお聞きして、その答えが
『ご飯もたくさん食べれるし胃腸は強いほうだと思います』と答える方こそいつも注意しています。
案外『全然強くないじゃんか・・・』ということが少なくありません。
胃腸が元気じゃないと当然体も元気になりません。
漢方相談をしてすごく感じるのが、多くの方が『お腹すくし、食べれているから胃腸は元気』と思っていることです。
実は
食べられる=胃腸が丈夫
ではありませんよ〜〜
食べれる=胃腸が丈夫、ではない
ということをTwitterでもお伝えしたのがこれ
❝
ご飯食べれる&お腹空く=胃腸大丈夫 ではありませんよ〜
胃腸の弱りのサイン
食べた後凄く眠くなる
食べたらすぐトイレ
オナラがたくさん出る
ゲップが凄く出る
食べた後お腹が張る
食べすぎや飲み過ぎが多い
脾(胃)はカラダの母なる大地
五行でも色は土色でカラダの中心なので当てはまる方は胃に優しく食事してね。❞
という内容です。食べれていてもこのような胃腸の弱りのサインが出ている人は要注意です。
食べ過ぎで胃が弱っていることもすごく多いので夕食の量を減らしたり、2〜3日、夕食だけプチ断食するなどして(プチ断食は健康状態によりおすすめできない場合もあるので、お医者さんにかかっている方が必ず主治医に確認してね)胃腸を休ませましょうね。
女性の方で血液が不足しやすい『血虚』の方が多いのですが、胃腸が非常に弱い方が多いです。
実は胃腸の弱りは貧血にもつながるとても重要なことなので『食べれるから大丈夫』にはご注意くださいね〜