花粉症とも関係が・・・春は自律神経の乱れやすい時期【山梨 漢方 さわたや薬局】
シリーズでおつたえしてきました花粉症の時期だからこそ意識したい『鼻呼吸』の大切さ。
今回で最終回です。
前回は鼻呼吸の大切な機能その1として防塵機能についてお届けしました。今回はその2からお届けします。
【鼻の大切な機能〜その2・加温機能】〜鼻で空気を温める〜
吸った空気は、体温よりも低いことが多く、その冷たい空気を直接肺に送り込むと肺は縮み上がってしまいます。
冬場、冷たい空気を口から吸い込んでむせ返ったり、咳をしてしまった経験がある方は多いと思います。
肺のために鼻を通ることで体温程度の温かい空気にして肺まで送り込んで上げるのが鼻のもっている大きな役目です。
例えば、南極や北極のような極寒の地で、凍りつくような空気を口から一杯に吸ったらどうなるでしょうか?鼻呼吸ができなければすぐにプチ酸欠状態になってしまうでしょう。
【鼻の大切な機能〜その3・加湿機能】〜鼻で空気を湿らせる〜
鼻は空気をあたためると同時に、湿度100%の空気にもしなければいけません。これには2つの理由があるのですが、1つは肺や気管支の保護のためです。
乾燥した空気では肺や紀南市の粘膜が乾燥してしまい傷つきやすくなります。そして2つめの理由は『防塵』です。
『防塵は1番で登場したのに加湿機能と同関係があるの?』となるでしょう。
実は一つ目で紹介した鼻毛による防塵機能は大きな塵を防ぐための物です。加湿による防塵はPM2.5に代表されるような小さな塵を防塵してくれるのです。
仕組みとしては空気中の小さな塵が湿度で濡れると重くなり、粘膜に落ちてくることにより体内への侵入を防いでくれるているのです。
【鼻で呼吸ができないデメリットははかりしれず】
ここまで鼻呼吸のメリット、デメリットをご紹介してきました。多くの方が鼻で大きく呼吸できる喜びを感じてくれていると思います。
また、改めて鼻で呼吸をしてみて上手く呼吸ができていない人は要注意です!体内にある約37兆個(以前は60兆個と言われていましたが、最近は37兆個と言われています)の細胞にたっぷりの酸素を届けることはカラダを維持していく上でもっとも重要なことなのです。
☆鼻を悪くする原因〜こんな週間がる人はご注意ください〜
1)冷たいもの、水分の摂り過ぎ
2)甘い物のとりすぎ・・・カルシウム不足
3)過労&睡眠不足
4)ストレス過多
このような方も鼻が悪くなりやすいのでご注意ください。たっぷりの酸素で元気なカラダを作りましょう。
健康情報をTwitterでも好評公開中です。フォローお待ちしています。
早川コータのTwitterはこちらから
創業240年老舗漢方薬局のオリジナル薬膳茶。女性の美容と健康に嬉しいブレンドとなっている『さわたや薬膳茶〜健美〜』好評発売中です。
お買い求めは店頭もしくはさわたやオンラインショップにて。
さわたや薬膳茶のお買い求めはオンラインショップまで
skypeのテレビ電話による漢方相談も行っております。遠方の方もお気軽にご相談ください。