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花粉症の時期に控えたい食べ物とは??【山梨 漢方 さわたや薬局】

早川弘太

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テーマ:花粉症対策

花粉症には◯◯食べると良い・・そんな情報は多いですが・・・


前回のコラムでは花粉症対策には腸の働きをアップさせることがおすすめ、そんな腸の働きを良くしてくれる食材として発酵食品、とくに冷やして食べるヨーグルトよりも日本古来の発酵食品【味噌】などを活用しましょう、ということをお伝えしましたね〜

とくにお腹の調子をととのえる食物繊維である野菜や海藻タップリの具だくさん味噌汁がオススメということをお伝えしましが、今日は『食べたほうが良いプラスの情報』ではなくて、意外と情報が少ない

『花粉症の時期にとりすぎに注意したい食品』についてお届けします。




アレルギーを起こしやすい食品・果物のとり過ぎに注意



花粉の時期に気をつけたいのが、果物の食べ過ぎです。リンゴやメロンなどの果物を食べて口の中やのどが痒くなった経験を持つ方も多いと思います。

果物は健康的な食べ物として愛用されていますが、アレルギーが多く出る食べ物としても有名です。

様々な研究がすすめられて現在では花粉の種類とアレルギー症状を起こしやすい食べ物との関連もわかってきています。
詳しくは食物アレルギー診療ガイドラインに掲載をされておりますが、このような『花粉・食物アレルギー』と呼ばれる症状があるので、普段果物が大丈夫な方も花粉の時期だけは過剰摂取は控えると良いでしょう。
一部の野菜でもアレルギーを起こす方がいますので、食べ物アレルギーのある方は一度専門医での検査をオススメします。


エビやカニなど甲殻類・生で食べるものはご注意を!




また、果物や野菜以外でも注意したいのが、エビやカニなどの甲殻類です。甲殻類も果物同様、アレルギーを起こしやすい食材として有名です。普段大丈夫でも花粉症のひどい方は食べることを控えたり、食べる量を少なめにするなど注意しておいたほうが良いでしょう。

病気などの対策というとすぐに『◯◯を食べると◯◯に良い』という方向に行きがちですが、避けたほうが良いものが多いのも事実です。これはどんな疾患にも言えることです。


冒頭にお伝えしたように食べ物で体を強くするということは根気のいる作業ですが、カラダにとってマイナスの物を摂取しないということは意外と効果が現れやすいものです。

花粉でお悩みの方は果物、甲殻類以外にも、カラダを冷やすような冷たい飲食物も控えておくと、くしゃみや、鼻水のようなカラダが冷えた時に起こるとの同じような症状の予防にも繋がるので冷飲食には注意しましょう。

サプリやトクホなど機能性食品など、いろいろな物を健康のためにたくさん取らせようとする風潮ですが、闇雲に栄養をプラスする前に、カラダや症状にとってのマイナスな物を取りすぎない工夫もしてみましょう。

花粉症の時期にとりすぎに注意したいもののまとめ


花粉症の時期に注意したい食べ物をご紹介します。これは『食べちゃ絶対ダメ!!!』では決してありません。適度の食べる分には問題なくてもたくさん食べ過ぎたりすると花粉症を悪化させる恐れがあるから注意してほしい物です。

☆果物・・・とくにイチゴやバナナはヒスタミンが多いので注意

☆エビやカニなど甲殻類・・・これも上のイチゴ、バナナ同様ヒスタミンを多く含むので注意

☆お刺身などのなまもの・・・生で食べるものは基本的にアレルギーが起きやすいものです。できるだけ花粉の時期は控えるようにしましょう。



☆もち米を使ったものもヒスタミンを多く含むのでご注意(お赤飯、おこわ、おせんべいなど)

花粉症の健康コラムはこちらから

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早川弘太
専門家

早川弘太(販売職)

株式会社 沢田屋薬局

医療機関などでは、忙しくてなかなか話を聞いてもらえなかったご経験ありませんか?まずお客様のお話をゆっくりとお聞きさせていただき、一緒に不調の原因を考えていきます。漢方相談と健康相談を行っています。

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