若年化している尿トラブル・尿もれ・頻尿・前立腺肥大【山梨 漢方 さわたや薬局】
尿トラブル対策は漢方の知恵がおすすめ
尿に関する色々な症状や原因などを見てきました。ではどうすれば予防できるか?今よりひどくしないようにできるのでしょうか?
そこで活用したいのが漢方の知恵です。尿トラブルの養生は、不足している気(カラダの元気)や栄養を補い、膀胱と腎(中医学的な腎であり、西洋医学の腎臓を含めた機能全体)の機能を高めることが基本。尿トラブルのタイプを知って、日ごろの養生と体操で予防を心掛けましょう。過活動膀胱なども漢方的な『気の巡り改善(神経症の改善)』なども効果的です。原因別の対策で快適な毎日を目指しましょう!
タイプ別尿トラブル対策①胃腸が弱い「脾虚」タイプ
最初のタイプは胃腸が弱くて尿トラブルが増えてしまうタイプです。脾胃は、食物から栄養分を吸収して全身に運ぶ役割を担っています
この脾胃の働きが弱くなると、栄養不足から膀胱や腎の機能が低下するだけでなく、骨盤低筋がゆるみ内臓が下がって膀胱や尿道が圧迫されます。カラダに力がなくてとどめておくことができなくなってしまいトイレが近くなるという風に考えます。
このタイプは普段から疲労感、倦怠感が強く、息切れ、食が細い、便に粘りがある、下痢気味などの症状が現れます。疲労が溜まると留めておく力が不足して、尿漏れがひどくなるため、脾胃の機能を高め、基本的な体力を養うようにしてください。
主な症状
・疲れると尿漏れがひどくなる ・疲労感 ・倦怠感 ・食が細い
・息切れしやすい ・便に粘りがある ・下痢気味
おすすめの食養生
・大豆 ・山芋 ・米 ・りんご ・サンザシ ・鶏もつ ・生姜 ・八角 ・山椒
・カルダモン ・クローブ ・ナツメグなど
次回も漢方的尿トラブル対策をご紹介します。
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(参考文献・イスクラ産業HP)