ひざ・腰などだけではない!ロコモティブシンドロームと運動器の関係【山梨 漢方 沢田屋薬局】
足腰元気のロコモティブシンドロームについてお届けしていおります。
ロコモティブシンドローム対策第1回のコラムはこちらから
ロコモティブシンドロームの原因とは?
それでは今回はロコモティブシンドロームの原因をみていきましょう。原因は主に3つあります。
①「バランス能力の低下」 ②「筋力の低下」
この2つは転倒のリスクを高めます。そして3つめは
③「骨や関節の病気」です。
なかでも骨がスカスカになる「骨粗鬆症」、膝の関節軟骨がすり減る「変形性膝関節症」、腰の神経が圧迫される「脊柱管狭窄症」が代表的です。
また、日本は世界にほこる長寿国ですが、その平均寿命に、からだ(運動器)の寿命が追いついていないのが現状です。元気で長生き人口は意外と低いのです。つまり、何も対策をしなければ、歳を重ねるごとにロコモになり、寝たきりになってしまう可能性があるのです。
☆ロコモティブシンドローム対策、いつ頃から予防が必要なの?☆
ロコモティブシンドローム対策、実は40代から予防が必要と言われています。40代は筋力の衰えが顕著に表れ始めます。頭では若いと思っていても、筋肉は想像以上に衰えており、そのギャップが思わぬ事故を引き起こします。特に下肢の筋力は早くから衰えが始まり、転倒事故を引き起こす可能性があるので注意が必要です。『足腰に違和感がある』『肩がこりやすい』『長い時間歩くのが辛い』こんな方は要注意です。
☆30代後半以降で、こんな方は今すぐにロコモ対策が必要です!
□メタボリックである・・・メタボは肥満により関節に負担をかける
だけなく暴飲暴食などで内蔵が疲れきっています。筋肉をつくる力も
低下しているので、メタボの方は要注意!メタボでロコモは最悪です!
□1週間運動をほとんどしないことがある・・・ウォーキング、ストレッチ、体操などちょっとした運動でもいいので動かさないと関節も筋肉も脳の働きも低下します。これこそロコモの入り口です。畑仕事は運動には入りません。むしろ体力を使う分しっかりと普段からカラダを鍛える必要があります。年々畑仕事が辛くなっていませんか?
□片足で靴下を履くことができない・エスカレーターが無いとイラッとしてしまう・・・40代でこんな方はかなり注意が必要です。ひょっとしてすでにひざや腰が痛くありませんか?
※過去に激しいスポーツをやっていた方も早めのケアが必要です。
次回はロコモの対策などについてもお伝え致します。
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