メンタルケアにおすすめ思考『不幸より幸せカウントしよう』【山梨 漢方 メンタル さわたや】
食育の3本柱とは?
食育の専門家、食育インストラクターを学ぶ際、食育には3つの柱があると言うことを学びます。その3つの柱をご紹介しながら食育と日頃の食生活での注意点をお伝えしたいと思います。
☆食育3本柱〜その1〜選食力を養う☆
選食力とは健康的な食生活をおこなうことで現在問題になっている生活習慣病を予防することや、毎日の食事で口にする食品の安全性を見抜く力です。
現在は食に関しても『情報過多』の時代です。テレビや雑誌、広告などに健康食品含めて『◯◯の成分がカラダに良い』というような情報が溢れかえっています。
そんな時代だからこそ、自分や家族の健康に何が大切で、どんな食品を食べることが良いのかということをしっかりと見極める力が必要なのです。その力こそが『選食力』です。
選食力を養うポイント
①旬を知ろう
日本には四季があり、それぞれの季節によって様々な食材があります。旬の食材はもっとも味が良く、栄養価も高いだけでなく大量に収穫されたりするので値段も安価でお手頃です。旬の食材はその季節に必要な栄養素も多く含んでいると言われています。
春にとれる山菜などは苦味があり、胃の働きを活発にさせてくれます。春は漢方でも『肝』の弱る時期と言われ肝の弱りは肝脾不和という胃腸の状態を悪くしてしまうことにつながります(ストレスで胃をやられるなど)。
この春に苦味のある山菜や野草がたくさん取れるにはそんあカラダの仕組みも関係があるかもしれません。
また、暑い夏は水分豊富なきゅうりやナス、トマトなど薬膳的にもカラダの熱をとる(逆に取りすぎるとカラダを冷やすので注意)作用があるので暑い夏に上手に使うと良いでしょう。
このように旬の食材は基本的にはその季節に弱りやすいところを補ってくれるので、野菜や魚など旬があるものはそれを知っておくことで、健康面もお財布にも(笑)優しい食事をとることができます。
選食力を養うポイント
②安心安全な食品選び
当たり前のことだと感じるかもしれませんが、毎日の買い物の中で安心で安全な食品を選ぶ力はとても大切です。現在は食の安全に関するニュースがあとを絶ちません。だれしも安心安全な食品を選びたいと思っているでしょう。
☆安心の食材を選ぶポイント☆
1)まずはお店選びから
ネットでなんでも買える時代。悪い業者ばかりではないですが、数年前にひどいおせちを販売して問題になった業者もいますし、顔が見える、信頼できるお店で購入をしましょう。
2)食品ラベルなどから情報を読み取る力
食品表示は、肉類、魚介類、野菜類、加工食品など、食品の種類によって表示ルールが異なります。定められた表示項目、表示の見方、傷みやすい商品に表示する『消費期限』と比較的長期保存が可能な食品に表示する『賞味期限』の違いなどもしっかりと知ることで食品ロスを減らすことにもつながります。JASマークなどの食品に付けられている様々なマークなどについてもしっかりと知っておくと良いでしょう。
次回も食育3本柱についてお届けします。
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