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人間が感じるストレスの種類とは??
前回より、春に感じやすいストレスについて、東邦大学名誉教授の有田秀穂先生の著書を参考文献としてご紹介しております。
(参考文献:PHP研究所 脳からストレスをすっきり消す事典・有田秀穂著)
☆脳研究による3つのストレス分類☆
それでは今回のコラムは具体的なストレスの種類をご紹介したいと思います。
現在何かしらのストレスを感じている方は、ご自分が感じているストレスが大まかにどの種類なのかを考えてみましょう。
今回ストレスの種類をお伝えすることは皆さんが感じているストレスを直接取り除くことはできないかもしれません。
しかし、客観的にご自分のストレスを見ることで何か発見があるかもしれません。
また、どんな種類かを知ることで、できるストレス対策も考えやすくなるとおもいます。対策については次回以降でご紹介をしたいとおもいます(*^^*)
ストレスの種類〜その1〜外部からのストレス〜
肉体的に不快を感じる身体的ストレスに加え、人間関係のこじれなどによる外部からの悩みがストレスになります。
外部ストレスに関わる脳内物質・・・ノルアドレナリン
・ノルアドレナリンという脳内物質は刺激に反応してカラダの危機管理を行います。
ノルアドレナリンが過剰に分泌されると自己防衛が過剰になり、キレやすく攻撃的になったり、身を守ろうとする反応が強すぎてうつ病を発症することがあります。
◆外部ストレスは2種類
・肉体的に不快な刺激による身体的ストレス
主な原因・・・寒さや暑さなどの気候による刺激・痛み・かゆみ、苦しさ・全身の倦怠感など
・社会との関わりにで生まれる外部との摩擦によるストレス
主な原因・・・職場の人間関係や仕事が上手く行かない・家族や親戚との不仲・子育ての悩み・友人や隣近所とのトラブル など
ストレスの種類その2〜満足・満たされないストレス
2)満足できない・満たされないストレス
外からの刺激ではなく、自分自身の内から湧き出る欲望が圧力になります。
満足できないストレスに関わる脳内物質・・・ドーパミン
・ドーパミンという脳内物質は私達がなにか欲しいと感じ、行動する時、脳内ではドーパミンが分泌されます。ドーパミンが過剰に分泌されると、欲望が抑えられなくなり、買い物依存症や過小などに陥ることもあります。
☆自分の欲望がストレスの原因になる・・・外から影響をうけるのではなく、自分自身の内部から生まれるストレスです。人間の欲望に関わり『〜が欲しい』『〜がしたい』と思うのに、それが満たされない時に生まれます。たとえば資格を取ろうと思いたち勉強を始めたとします。多少苦しくても合格した時に喜びを思い、本人はストレスを感じていません。しかし、その結果が不合格だったとき、大きなストレスになります。
見方を変えれば、目標に向かって努力するし、やる気につながる『良いストレス』ともいえます。脳が発達したために感じる、人間ならではのストレスです。
主な原因・・・仕事で良い成績を残したい・テストで良い点数を取りたい・やせたい・資格をとりたい・美味しいものが食べたい・恋がしたい など
次回はストレスの種類の3つ目と、いよいよストレス対策についてお伝えします(*^^*)
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