タイプ別夏バテ対策①胃腸の弱い方の夏バテ対策
夏バテも食欲不振だけじゃない
この時期に気になる症状、夏バテについてお届けしています。
今月に入り何度もお伝えしてきましたが、どうしても【夏バテ=食欲不振】
食べれない、、というイメージが強くなっています。
人によって本当は異なる「夏バテオススメレシピ」
テレビなどでも「夏バテオススメレシピ」というとだいたいさっぱりして食べやすく、弱った胃腸にやさしい物が多いです。
確かに夏は、今日紹介するように暑さや、冷たい飲食で内蔵が弱りやすく、胃腸に負担がかからないメニューがオススメですが、症状が出てくる場所やその方の体質によっては必要な物が異なるので、興味のある方は専門家の方に個別にご相談されると良いと思います。
さて、前回に続き、体の場所別夏バテ対策、前回は「目の夏バテ」「膀胱の夏バテ」をご紹介しましたが、今回は・・・・
夏バテ肌に要注意!
③『肌』の夏バテ!!夏バテ肌に要注意!!
夏は肌にとって最もトラブルを起こしやすい 危険な時期です。外では汗・室内ではエアコンによる乾燥と ダブルで痛めつけられた上、冷たいものの飲み すぎによる冷えやむくみなどが重なり、肌も夏バテをしている状態です。発汗をするために肌に負担もかかるので、注意しましょう。
漢方の世界でも汗は血から生まれ、汗をかきすぎるとことにより、血と関係の深い「心」が弱ると言われています。
「女子は血をもって本となす」
とい言葉があるように女性の方が気になるスキンケア、お肌のハリやツヤ、美しさは当然ですが血液が大き聞く関係、というか血液がすべてと言っても過言ではないと思います。
普段から血液不足気味の方は、暑さでうけた肌のダメージのために血をさらに消耗するので、暑さで肌の表面が乾かないように肌への水分補給(保湿)や内側からは漢方などで血流を改善して肌の夏バテをしっかり解消しましょう。肌の弱い方は冬の乾燥に今からしっかりと備えたいですね。
一番ポピュラーな夏バテ「内臓の夏バテ」
『内臓』の夏バテ!!胃腸の機能低下は全身に大きく関係してきます。体の場所別に紹介をしてきましたがやはり一番多い症状が胃腸含めた内臓の弱りです。

夏は冷たい水分のとりすぎで胃液が薄くなったり、胃腸が冷えることで働きが弱ってしまいがちです。その結果、食欲不振や胃もたれといった『胃バテ』を引き起こします。
男性は要注意!わかっちゃいるけどやめらない悪い習慣
これは「わかっちゃいるけどやめられない」男性に一番多い夏バテでもあります。
胃の働きが悪くなれば当然、消化不良になりその後腸に悪影響が出ます。
冷たい飲食で腸管が冷えて動きも悪くなり、水浸しの腸は最悪の状態に・・・・当然、便やオナラの臭いニオイの原因になる悪玉菌が増えて腸内環境が悪化して『腸バテ』を引き起こします。
腸バテは食べた物の栄養分の吸収が低下するだけでなく、腸内環境が悪化すると毒素や有害物質が作られ、これが 血液を通って全身へ運ばれ、皮膚や口などから 排出、口臭や体臭の原因にもなってしまいます。
内蔵を弱らせないためには。。。
まずは飲食を注意すること、エアコンや扇風機でお腹を冷やさないこと、夏は一番お腹の調子を崩しやすい時期、ちょっとした胃腸の不調をほっとかないように早めのお手当をして未然に防ぎましょう。
胃腸の不調が当然ですが、体全体、肝臓、腎臓、心臓、肺などすべての内臓に影響します。
次回ご紹介する「夏バテ対策生活習慣」で元気に夏を乗り切りましょう!!
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