年末年始のお酒の飲み過ぎ大丈夫??適量のアルコールとは??【山梨 漢方 沢田屋薬局】
5月に開催された経済財政諮問会議にて塩崎厚労相が表明した『薬局構造改革ビジョン』が僕達薬業界では話題となっています。
最近は薬局を取り巻く環境変化が多く、つい先日も、内閣府の規制緩和会議にて話題となった処方箋調剤の問題と相まって薬局を取り巻く環境はどんどん変わりつつあります。
医療提供機関としての薬局、地域住民の健康維持や元気で長生きの為の活動を支援する側面、軽度の不調であれば自分自身で対応して健康管理をするセルフメディケーションのための活動、薬局がやるべき社会的な役割は多岐に渡ります。
物販であるドラッグストアは別ですが、調剤薬局や僕の店のような相談薬局ではこれから国の構造改革にどのように対応していくかで地域の皆さんとの関わり方も変わると思います。
しかし気になるのが、経済財政諮問会議でもあがっていた
『24時間処方箋対応』
『在宅』
この2つのキーワードです。
本当に薬局で24時間調剤をする必要があるのでしょうか?
(夜間救急担当病院のところだけで十分なのでは?)
在宅に関しては完全に現在の薬局の人的体制を考えると無理な部分が出てきます。
次回の調剤報酬改定ではかかりつけ機能をしっかり推進しているところに点数が加算されるようになりそうですが、
裏返すと基準薬局は値段が高い、しっかりと薬剤の管理指導しているところで調剤すると患者負担が多い、
という規制緩和会議では完全に『費用』という面で見ていたので、そこだけをクローズアップしてのバッシングなど起こると、国の指針に従い頑張っている薬局がバカをみる、なんてことになりかねません。
『どうしておたくの薬局はクリニックのとなりの薬局より10円高いの?』と聞かれた時・・・
『うちは政府の推進するかかりつけ薬局としてきちんと機能しているので、その対価として保険点数を多くもらえるのですよ』
と言って、どれぐらいの人が納得したり、腑に落ちるでしょうか?
そこを患者さんの負担に載せるのは今のお薬手帳の問題もですが、おかしいし、理解をしていただくのは難しいと思います。
ぜひ本当に大切なことは何か?
どうすれば国民の理解を得ながら医療費の抑制と国民の健康寿命を伸ばせるか?
考えていかないと行けないと思います。
僕は本当の意味でのかかりつけ薬局、調剤の重複投与などの確認だけできれば『かかりつけ』なのか?そうではないと思います。
軽度の不調やケガなどにしっかりと対応できること、病院の薬の飲み合わせ、服用中の医療用医薬品と市販の医薬品やサプリメントとの飲み合わせ、お客様の健康全般の管理とアドバイスが出来るような薬局になっていきたいし、ならないと行けないと思います。
これからも僕は地域の皆さんの健康管理のちゃんとしたお手伝いのできる薬局づくりを行っていきたいと思います(^^)
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