漢方夏バテ対策その3～夏バテしないための水分補給の仕方～
『顔色悪いね。具合悪いの？』
誰でも一度くらいは言われたことがあると思います。
様々な検査ができなかった昔は、顔色や仕草、その人をよく見ることで病気の原因を探してきました。
その１つが古来より伝わる漢方顔診断です。
今月はシリーズでお伝えしています。
今日もいくつか紹介しましょう。
⑤口
口はおもに、唇からの情報でみていきます。
プールは入った後に唇が真っ青になったことありませんか？
カラダの冷えの合図です。人間ってわかりやすいですよね。
・口の周り、フェースラインの吹き出物・・・胃腸が弱っている
・唇が白い（薄い）・・・血液が足りない
・唇が赤い（濃赤）・・・熱がこもっている
・口内炎・・・疲れがたまり身体の抵抗力が落ちている（口内炎がどんな時に出やすいか？）
⑥舌
舌は舌診と行って中医学などではとても重要視する物です。
毎日同じと思ったら大間違いで、日々変わります。
・舌の周囲に歯型がついている・・・代謝能力が落ちている、水分過剰によるむくみ
・赤みがかかっている・・・熱がこもり水分不足
・白っぽい・・・貧血・虚弱体質
・白い苔出ている・・・身体が冷えている
⑦頬
頬も気温や感情でその色などがコロコロ変わるところです。
色々な情報を教えてくれます。
・赤くほてる・・・のぼせ、陰陽のバランス（温めるちからと冷ます力のバランス不足）
・吹き出物・・・過食や便秘
・毛穴の目立ち・・・皮脂減少、津液（体内の潤い）不足、水分不足によるキメの粗さ
次回も顔診断についてお届けします。
顔診断はあくまでも健康管理の目安として参考にしてください。
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