虫歯予防デーだから考えたい・カラダの中からお口の健康【山梨 漢方 マウスケア 沢田屋薬局】
口の渇きを感じたら要注意
虫歯予防デーの6月はお口の健康についてお届けしています。
前回までは口の中の健康は歯磨きや口腔内のケアだけでなく、カラダの内側からしていくことが大切ということをお伝えしました。
どんな病気も悪くなってお医者さんに行くよりも未然に予防できれば良いですよね。国の医療費の削減にもつながります。できるだけ病院に行かなくてもよい生活をしましょうね。
お口の弱りのサインとして代表的なものをご紹介しましょう。
☆口の中が最近乾く☆
そんな方は要注意です。口腔内粘膜が弱っている信号かもしれません。唾液の分泌が悪くなることで口腔内の殺菌が上手にできず、虫歯、歯周病、口臭、口内炎、様々な病気につながります。
口が渇く原因は加齢とともに唾液の分泌が悪くなったり、食事内容に問題があるなど原因は様々です。漢方では陰虚などと言ってカラダの潤いが不足すると口渇感が現れるなどと言われます。
病院の薬を服用していると副作用で口渇感が現れる薬剤も多いので、注意と対策が必要です。
胃の調子は大丈夫ですか??
胃腸の調子は大丈夫ですか??
胃の調子が悪いと口臭などがするのはご存知の方も多いでしょう。これは大変むずかしい問題で、歯や口腔内の環境が悪いとよく噛んで食べれません。そうすると当然ですが胃腸に負担がかかります。
逆に胃の調子が悪いと胃や腸で腐敗した物が残ってしまい、口臭や口腔内の環境悪化につながったり、歯ぐきや舌の健康と関係が深い血液の状態を悪くしてしまい(便秘や下痢などにより)口の環境が悪くなり、さらに胃の調子も悪くなる、という負の連鎖が始まります。
胃腸が弱っている方は直接のお口のケアと一緒に胃腸が弱った原因を改善していかないと根本治療にはなりません。考えてみましょう。
体内のカルシウムは不足していませんか?
歯だけではない、口腔内にも大切な栄養素『カルシウム』足りていますか??
食べたものを噛む歯の重要性はいまさら言うまでも無いでしょう。
カルシウムをしっかりと摂取し、上部な歯にすることはもちろん大切ですが、カルシウムを摂取すると同時に、虫歯の原因にもなり、体内のカルシウムを減らしてしまう糖分のとりすぎには十分注意しましょう。
現在は食文化の変化もあり糖分過剰摂取の社会。体内のカルシウムの現象は歯を弱らせるだけでなく、皮膚粘膜も弱らせます。カルシウムが減少すると、粘膜で作られている口の中が弱りやすくなります。歯周病や口内炎にもなりやすくなるでしょう。
お口の健康と『血流』??関係は深いのです
血行不良になっていませんか?
『また血行不良か・・・』そんな声が皆様から聞こえてきそうですが、そうなんです。血行不良はお口の健康に当然ですがよくありません。
それぐらい『良い血流』は体全体に関係があるのです。お口の健康と良い血流のポイントは様々ですが、大切な歯を支える土台、歯ぐきの健康と血流は大変関係が深いのです。粘膜も唾液の分泌も口腔内のターンオーバーも全ては血流です。
漢方の舌診でもベロの状態でカラダの状態の目安に古来よりしていますし、歯ぐきがどす黒い、赤黒いような方は血行不良のサインかもしれません。
次回もお口の健康についてお届けいたします(^^)
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