元気の基本は良好な血流~「ほぼ日刊」WEB版さわたや通信~
前回に引き続き病院で処方される「血液サラサラ」のお薬についてです。
※前回のコラムをご覧になっていない方は先に御覧ください~
ワルファリンカリウム製剤(使用料が多い薬剤名はワーファリンなど)とアスピリン製剤(バイアスピリンなど)などの血液凝固作用抑制剤についてお伝えをしています。
上記のような薬を処方する際、お医者さんや服薬指導をする薬剤師も患者様がわかりやすいように「血液サラサラのお薬ですよ~」というわけです。
前回も述べましたが、これらの薬の作用は血液凝固作用を抑制すること(わかりやすいようにこのような表現とさせて頂きます)
血液を固まりにくくするということは、裏返すと「固まらなくなる」わけです。
出血傾向になることもあったり、ケガなどをした際、「血がとまらなくなる」おそれがあります。
よく、歯医者さんなどにいくと「血液サラサラの薬飲んでいませんか?」などと聞かれると思います。
これはアスピリン製剤やワルファリンカリウム製剤を服用していると血液凝固作用を抑えているため出血した際、止まらくなってしまうため、手術や抜歯の際は注意が必要だからです。
副作用に関しては重い症状が出ることは殆どないので、処方医の指示にしたがきちん服用していただければ大丈夫ですが、間違っても「飲んでいるから大丈夫!俺の血液はさらさらだぁ~」ではダメですよ~
血液の中のゴミをしっかりととり、血液そのものをきれいにし、赤血球を元気にしないと本当の「血液サラサラ」とは言えないと思います。
ちょっときつい例えですが、ドブ川を水で薄めれば多少流れは良くなるかもしれませんが、決してキレイなっているわけではありませんよね?
ゴミをきちんと取らないと綺麗な川にはなりません。
ぜひ血液に関しても「固まらなくする」というその場しのぎで満足せず、ぜひお薬で症状を抑えているうちにきちんと血液をきれいにしていきましょう。
さわたや薬局では「ホントの血液サラサラ」を目指すお手伝いをしております。病院の治療をしながらでも可能ですので、お気軽にご相談くださいね。
次回も血流についてご紹介したいと思います~
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