高血圧・血液の流れ大丈夫?~「ほぼ日刊」WEB版さわたや通信~
暑いときは血液のトラブルに要注意!
ということで、高血圧のコラムをお届けしております。
前回のコラムで腎臓の働きと血圧の関係をお伝えしました。
腎臓の不具合はは高血圧を発症させ
また逆に、高血圧は腎臓病を悪化させる原因でもあります。
高血圧の方の約30%が腎障害を合併しているとう報告もあります。
このぐらい血圧と腎臓は密接な関係があるんですね~
例えば、腎炎などの腎臓病があると、
血液を濾過する糸球体の網目が詰まってしまい
濾過機能が低下してしまいます。
そのため、圧力をかけて何とか濾過しようとするために高血圧になります。
また、もともと腎臓の病気がなくても高血圧状態が長く続くと、
糸球体の細い動脈に動脈硬化(糸球体硬化)が起こり、ろ過機能が低下してしまいます。
ちょっと難しかったかもしれませんが、腎臓の機能低下が血圧上昇をさせる要因の一つということがご理解いただけたと思います。
最先端の西洋医学と古来より伝わる中医学の考えがここでつながってきました。
以前のコラムで現代人に多い中医学的症状として「腎虚」があるとお伝えをしましたよね。
現代社会にこれだけ高血圧が多いのは加齢による「腎虚」と生活習慣が大きな原因ではないかと思います。
「腎」は漢方の世界では「肝」と並んで
「肝腎要」(かんじんかなめ)と言われるほど大切な臓腑として考えられてきました。
体内に入ったものを「解毒分解する肝」
そして分解された「老廃物を体外に出す腎」
「血液を作る肝」
「血液をろ過する腎」
これからの高血圧対策、高血圧予防のポイントはこのあたりにあると僕は考えます。
西洋医学の知恵と漢方の知恵を上手く利用すればとても効果的に高血圧の対策ができると思います。
沢田屋薬局では、西洋医学と東洋医学の良いところを取り入れた方法で、皆様の血圧ケアのお手伝いをいたします。
ひとりひとりの症状により使うお薬が異なるので、ここでは特定の漢方薬の名前などは出しませんが、ご相談いただければ必要な物をしっかりとご提案いたします。
ぜひ自分自身で血圧のコントロールができるように今からしっかりと対策をとっていきませんか?
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