温泉入浴指導員・早川の冬場の入浴方法③・自律神経にも関係が!?~山梨 漢方 沢田屋薬局~
前回は夏バテにオススメの漢方薬をご紹介しました。
このコラムでご紹介するのはほんの一例。興味のある方や服用してみたいという方は体質や併用薬の問題もありますので、必ず私か、専門家に確認をしてください。
「漢方薬は副作用が無いんでしょ~」
という嘘みたいな話がまかり通ってしまっています。漢方薬も薬。当然副作用があります。
今回はこの「漢方薬の副作用」についてお伝えしたいと思います。
たとえば、「足がつれる」というと今はどこのお医者さんも簡単に処方してくれる「芍薬甘草湯」という漢方薬。面白い名前でドラッグストアーなどでも今は簡単に購入できますが、実は服用に最してはとても注意が必要なのです。
ちなみに「ツムラ芍薬甘草湯」の添付文章より副作用を一部紹介すると・・
①偽アルドステロン症(むくみの症状が出ることが多いです)
②うっ血性心不全、心室細動 心室頻拍
③ミオパシー
④肝機能障害・黄疸
※一部の抜粋です。詳しくはメーカーHP等でご確認ください。
これらの副作用はほとんど出ることは稀ではありますが、漫然と長期に服用していると思わぬ副作用が出る場合があります。
当店でお出しする場合は当然このような副作用のおこりやすい方(もともと肝機能が低下している方など)には最新の注意を払ってお渡しするようにしていますが、そうでない場合も多々あるようです。
漢方薬もほとんどのものは【治療薬】です。
たとえば、「足がつれる」という症状の原因を無視して、症状を抑えることだけに走ってしまうと思わぬ落とし穴があったりします。
ぜひご注意くださいね。
※自己判断による急なお薬の服用中止はおやめください。かならず処方された薬であれば医師の指示、市販薬であれば購入されたお店の資格者に確認・相談をしてください。