認知症は予防できる!川島隆太教授提唱のスマートエイジングとは?【山梨 漢方 認知症 さわたや薬局
5月22日に開催された「さわたや薬局ヘルスケアフェスティバル」第一部の山崎先生の講演会の内容よりお伝えをしております。
前回は元気で長生きに必須の認知症についてすこしお伝えをしました。
では、この認知症予防として我々に普段からできることは一体なんでしょうか?
そこで今回ご紹介するのは・・・・
「今日から始める脳にいい生活」
ということで、講演会の資料よりご紹介をしたいと思います。
「脳に良い生活」と一言でいっても、一体どんな生活なんでしょう?
皆さん、まず考えてみてください・・・・
頭の中に何か浮かびますか???
この考えるストレスがまずは「脳トレ」になりますよね。
では、本題に。
~今日から始める脳によい生活~
①コップいっぱいの水をこまめに
朝起きたとき、お風呂に入るとき、そして就寝前にはコップいっぱいの水を飲みましょう。
とくに朝の一杯のお水はとても大切です。
これから寝汗をかく時期。寝汗により水分を失ったカラダはとても危険。とくにお年寄りはもともと体内の水分保持能力も少なくなっているので、血中の水分も不足して血圧が高くなったり、ドロドロになり易くなります。「朝風呂大好き」なんて言う方は特に注意が必要です。
②青背魚と食物繊維をまめに取る
脳にはたくさんの血液が必要。その血液を良い状態にしておくことはとても大切です。食養生の観点からでは・・・・
1)血をサラサラにしてくれる青背魚(とくにお刺身がよいそうです)
2)血流を正常に保つためには欠かせない高血圧予防になる食物繊維です。食物繊維は血圧を上げる原因になるナトリウムを排泄してくれる働きがあると言われています。
※両方共サプリメントなどで手軽に取れますが、品質には十分ご注意ください。また、食物繊維は水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」をバランスよく摂取することが大切です。
③たばこは血管を収縮させる
タバコの恐ろしさは血管を直接収縮させること。急激な血管収縮を繰り返しているうちに血管そのものがくびれるなどして詰まりやすくなってしまいます。
次回は「脳に良い生活」の続きをお伝えいたします~