漢方でスキンケア~肌は内臓の鏡~その8
今回は女性のための漢方の知恵ということで「気」のめぐりを良くする呼吸についてご紹介しました。
今回も基本的なカラダのお手入れ方法。
睡眠です。
女性の健康と、カラダのなかのあらゆるもののめぐりを良くすると漢方では考えられている「気」はとても深い関係があります。
気の巡りが悪いときは心身ともにリラックスできずなかなか夜も寝付けなかったり、眠りが浅くなりがち。
女性に不足しやすい「血(けつ)」が不足することも睡眠の質を低下させる原因になります。
気のめぐりや血を補う漢方薬はたくさんありますが、まず、自分自身でできるお手入れ方法としては入浴があります。
お風呂に入ることは副交感神経を刺激すると考えられています。特にぬるめのお風呂にゆっくりと浸かることは気持ちを落ち着かせ、気の巡りを改善するお手伝いができます。
また、気のめぐりと血の巡りを良くする意味でも簡単なストレッチをしてからお布団に入るといいでしょう。
人間は寝ているときにカラダのメンテナンスをします。その睡眠が充分でないと朝起きた時もすっkりせず、だる~い感じになってしまいます。
また、冷えは女性にとっての大敵。
血行不良からくる様々な症状の予防にもつながり、睡眠の質もアップ!
女性にとってはいいことだらけの入浴をぜひ活用してください~
適度な発汗でお肌にもよいですし、余分な水分を出すことができますので、「ペットボトル症候群」誤った知識による「水毒体質」(水を沢山飲むと痩せる、血液がサラサラになる・・・などの誤った
知識により近年増加中)の防止対策にもなります。
ぜひ、上手に活用してくださいね。
あ、入浴後のスキンケアは、顔は5分以内、カラダは10分以内にしっかりとお手入れしましょうね(^^)