年末年始の食べ過ぎで『脾胃』が弱っていませんか?【山梨 漢方 沢田屋薬局】
昨日のコラムでは、肝臓は食べたものをカラダに必要な形に加工したり、貯蔵したりする大切な働きがある、と言いました。
適度な食生活をしていれば、なんにも問題はありません。
しかし、現代はストレスやライフスタイルの乱れにより内蔵に非常に多くの負担をかけています。
肝臓はその代表格。
皆さん大好きな暴飲暴食。
乱れた食生活と食べ過ぎ飲み過ぎで処理しきれないくらいの栄養素が肝臓に大量にいった場合、肝臓はいったいどうなってしまうでしょう??
10代・20代の代謝のよい(食べたものをエネルギーに変えてそのエネルギーを大量に消費できる状態)カラダの時はある程度食べ過ぎてもそれを処理したり、栄養素に変えることも可能でしたが・・・・・
30代・40代になると・・・・・・
だんだんと処理をしきれずに肝臓がパンクしてしまいます。
いわゆる「肝脂肪」です・・・・(^_^;)
フォアグラをどうやってつくるか・・・皆さんご存知ですよね。
自らお金をかけてフォアグラを作るのはやめましょう(^_^;)
また、夜遅い飲食。夜中のラーメンはたしかに最高です・・・・
後述いたしますが、肝臓の大きな役割の一つに「造血・血液量の調節」があります。
人間の新しい血液は夜寝ている間に作られると言います。
その血液を作る時間に処理しきれないぐらいの大量の栄養素が来たら・・・・
元気の源、肝臓の造血作用も弱ってしまうのではないかと思いますし、間違いなく肝臓に負担はかかるでしょう。
胃だけでは無いのです。アルコールも加わればなおさら。
「俺は酒に強い」と思っているそこのあなた。
肝臓が我慢強いだけ、本当はへろへろかもしれませんよ。
・疲れやすくなった・アレルギーがひどくなった・高血圧、高コレステロール、糖尿予備軍など、メタボな病気の注意報が出ている方・痛風になった、なりそう・・・・
こんな状態で、仮に肝臓の数値が正常でも本当にあなたの肝臓は大丈夫といえますか??
肝臓シリーズもうしばらく続けます~