温泉入浴指導員・早川の冬場の入浴方法②・自律神経にも関係が!?~山梨 漢方 沢田屋薬局~
肝臓はは東洋医学でも西洋医学でも大変重要な臓器として考えられています。
私もブログなどでも肝についての養生方法などをご紹介してまいりましたが、このマイベストプロのコラムでも少しつづですが、肝腎要の「肝」についてご紹介をしたいと思います。
~季節の「春」と五臓の「肝」の関係とは・・・?~
春は陰陽五行説という東洋医学などの基本的な理論では「木 火 土 金 水」のなかで「木」にあたり、五臓では「肝」にあたると言われております。
「肝」とストレスには密接な関係があると考えられており、「木」が成長するように伸びやかにすごすことが大切だと考えられています。
漢方薬の中には「逍遥」(しょうよう)という言葉が使われている漢方薬が幾つかあります。
加味逍遥散や逍遥丸などが代表的なところでしょうか?
「逍遥」とはもともと「気ままに散歩する」という意味があるそうです。つまりリラックスすることですね。
「逍遥」とつく漢方薬がストレス系の症状に多く使われるのはそのようないわれも関係しているかもしれませんね。
ぜひ、春先はグングンと伸び行く「木」のようにエネルギーを外に向かって伸びやかにすごしましょう~
スポーツやレジャーなどで気分転換が良いかもしれませんね~
気温も上がってきており、寒さで閉じ込められていた体の中の「気」を伸びやかにするようなイメージで行動するとよいでしょう。
次回からは解剖学的な切り口での肝臓の説明と東洋医学的な「肝」についてをミックスしてご紹介させていただきたいと思います。