月経リズムの変化でなぜ不調が起こるのか?〜①〜【山梨 漢方 婦人科 さわたや】
「春は適度な酸味を」酸味、いわゆる酸っぱい味ですね。
薬と食事。関係ないなんて思っている方はきっといらっしゃらないと思いますが、前回までのコラムでもご紹介したとおり、食事と薬はある意味同じと僕は考えております。
「医食同源」「薬食同源」くすりの成り立ちは当然食事から始まったものですよね。
一番のくすりは「食事」
当店は常日頃からお客様にお伝えしていることです。
どんなにすごい薬を飲んだって、普段の食生活がボロボロだと意味が無いですよね。
逆に普段の食事のバランスがしっかり取れている人は薬なんてほとんど必要ないかもしれません。くすり屋が言うのも変ですが・・・^^;
さて、「春は酸味」ですね。
春は酸っぱいものを適度にとると良いと中医学や漢方の正解では考えられています。
酸味は物を引き締める作用(収れん作用)や唾液の分泌を促進させる働きがあります。
酸っぱい味はカラダのダルさや肌荒れ、気持ちが不安定になるなどの場合に効果的だと考えられます。
「キュッと」カラダを引き締めるイメージでしょうか?
春はポン酢やレモン、梅干などを常備して、サラダや焼き魚、お肉など普段のおかずに使うとよいでしょう。
ひとつだけご注意願いたいのが、酢は過剰摂取です。
酢は料理に使うもので決して「飲料」でないと私は考えています。過剰摂取は胃を悪くしたり、肝臓にあまりよくないという報告も中にはあるようですから、注意が必要かもしれません。
適度な酸味はカラダのエネルギーです。ぜひ上手に料理に活用してみてください。