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加賀山貴文

IoTを活用して家族の安心をかなえる見守りアドバイザー

加賀山貴文(かがやまたかふみ) / 見守りサービスアドバイザー

iCAコンサルティング株式会社

コラム

見守りサービは生活環境、状況に合わせる必要がある

2023年7月4日

コラムカテゴリ:くらし

見守りサービスが各社から製品として展開されるものが増えてきました。
どの見守りサービスが最適なのか?
どう選んだらいいのか?
正直、分からないこともあると思います。
今回は、見守りサービスとともにこの家庭では合わないというところもピックアップしたいと思います。

人感センサーだけの見守りサービス

何もしていなくても、人感センサーがあれば、生活で動いているかどうかの確認が出来るので、見守る側も見守られる側も楽なサービスです。
ですが、ペットを飼っている家には不向きとなります。
<理由>
人感センサーでは動物も反応をします。
倒れていたり、亡くなっていても動物で反応をしてしまうため、発見が遅くなってしまうケースがあります。

カメラを使った見守りサービス

見守る側の方は、カメラを設置をして状況などもすぐ把握出来るようにしたい!
という要望が非常に多いです。
ですが、いざ設置などに行った際に、見守られる側からの反対を受けることが多いのが、カメラを使った見守りです。
<理由>
子供にもプライベートなところはあまり見せたくない。
カメラを通じて監視をされている感が強いので嫌だ。
こういった話を聞くことが多いです。
まずは、見守る側の方と見守られる側の意思の疎通が必要となります。

電球を使った見守りサービス

電球自体に通信SIMが入っており、電球を設置するだけで、家族が電気をつけた消したで見守りが出来るサービスとなっています。
電気を使わない時間が一定を超えるとアラートがなる仕組みとなっています。
ですが、元気に過ごしていても毎日アラートがなることがあります。
<理由>
生活環境でトイレ、玄関も日当たりが良く、夏場などは日が長いため電気を使うことなく就寝をしてしまうケースがある。
そうすると、電球を使わないのでアラートが日々なってしまい、アラートに慣れてしまうことがある。
毎日電気を必ずつける場所の設置であればオススメです。


緊急ボタン型の見守りサービス

いざという時に、緊急ボタンを押すことで駆けつけなどの対応ができるサービスとなっています。
ですが、高齢者の方は、このサービスでも不安は消すことはできません。
<理由>
いざとなって緊急ボタンの場所まで行ける自信がない。
緊急ボタンを押せずに死んでしまうかもしれない。
こういう意見が多いです。
そのため、万が一ということで考えていくとサービスとしては導入検討のまま終わるケースが多いです。

まとめ

今回、デメリットの内容を多く記載してしまいましたが、どのサービスも生活環境に合わせることが出来れば、良いサービスではあります。
ご自身が見守りたい方の生活環境、住環境、そして、見守られる側の状況に応じてサービスを選択をしていく必要があります。
次回、どのようなサービスが生活環境に合っているのかも含めて説明いたします。
弊社の見守り代行サービスでも、環境、状況に合わせたオプションなども展開をしています。
見守りに悩んだら是非ご相談ください。

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