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南條雅士

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コラム

お茶は薬として中国から伝わってきました

漢方

2014年4月19日 / 2014年7月18日更新

そろそろ、新茶の採れる季節がやってきます。
お茶というと、最近は様々なお茶が売られています。ごく普通の緑茶、ウーロン茶、紅茶をはじめとして、甜茶、柿の葉茶、クコ茶、シジウム茶、ジャスミン茶etc.いっぱいありますが、ここでお話するのは、ありきたりのお茶のお話です。近所にも茶畑がありますが、今年は新芽の生育は早くも遅くもなく茶摘みは例年と同じ頃になりそうです。

 さて、現代の日本ではお茶(緑茶)はごくありきたりの飲み物ですが、お茶には、カフェイン、カテキンなどの成分が入っていて、現代でも健康増進の飲み物として注目されていますし、昔は貴重な時代もあったのです。元来は薬として中国から伝来しました。意外に知られていませんが、現代でもパッケージになって売られている顆粒状の漢方薬にお茶が使われているものがあります。

それは、川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)というカゼや頭痛などに使われる漢方薬です。





川きゅう茶調散
 内容成分
 びゃくし、きょうかつ、けいがい、ぼうふう、はっか、かんぞう、ちゃよう、せんきゅう、こうぶし
                                 *ちゃようは普通の緑茶です。
 効能  
 カゼ、頭痛、血の道症

川きゅう茶調散は、本来は茶葉(ちゃよう)を除いた他の成分を粉末にしたものを混ぜて調合したものをお茶でのむように指定された漢方薬です。だから、茶調散なのです。西洋医学の古典的な解熱鎮痛剤に、安息香酸・ナトリウム・カフェインという薬があります。この薬からカフェインを除くとその解熱鎮痛作用が著しく弱くなります。原理はこれと同様で、お茶にはカフェインという成分が入っているために、お茶でのむと痛みを緩和する効果が高まることを、昔の人はちゃんと知っていました。

そこで私は、頭痛のひどい方には、川きゅう茶調散をお茶で頂くようにお勧めしています。もちろん、茶葉はすでに配合されていますから、お湯やお水でのんで良いのですが、本来、お茶でのむ漢方薬ですし、もっと効き目が良くなります。「例の、お茶でのむ頭痛の漢方薬ちょうだい!」という方もいらっしゃいますよ。

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