YouTubeチャンネル「詩の愉しみvol.24」をアップしております。是非ご覧下さいませ!
オフィスカタリストの角野裕美(カドノヒロミ)です( ..)φ
YouTubeチャンネル 「詩の愉しみ」
vol.17
をアップ致しました!
今回のテーマは「民衆詩派ルネッサンス」(前編)です…!
民衆詩派、といわれても、ご存知ないとおっしゃる方が多いかもしれません。
最近、この民衆詩派の代表詩人ともいえる
白鳥省吾
の詩が、話題となったんですね。
それが、ノーベル物理学賞の受賞された、気象学者の真鍋淑郎さんに関してのニュースです。
米国のご自宅リビングに掲げられていた2編の詩のうちの1つが、
白鳥省吾のものだった、ということです。
(ちなみに、もう一つの詩は、井上靖の「渦」です。)
朝日新聞の天声人語(2021年10月17日)によりますと、
1890年生まれの省吾は、旧制築館中時代に詩作を始めた。
上京して早大卒業後、庶民の生活や心情を口語で表現する「民衆詩派」を代表する詩人となり、83歳で亡くなるまでに200以上の校歌も作詞した。(後略)
とのことです。
「民衆詩派」の説明
『現代詩大辞典』2008年版 三省堂より部分抜粋
→ 彼らの主張するところは、おおまかに言えば民衆に芸術を近づけることであり、
労働者や農民の生活や心情に即した詩を作ることであった。
かねてより民衆詩派の作品の観念性や感傷性は指摘されることが多く、
その言語やリズムについても批判が多かったが、
白秋が23年頃から福田正夫や白鳥の詩について、弛緩して散文的で、
改行しなければ散文と見分けがつかないと痛烈に批判すると、
白鳥と福田はただちに反論するが、明確な解答とはなっておらず、
この論争の影響もあって
民衆詩派の芸術的価値は今日まで低いままなのだとも言われている。
しかし、彼らの運動が近代詩史にもたらしたものが大きかったのも事実で、
旧世代の詩的言語ともいうべき文語を廃し、
新しい時代にふさわしい平易な口語による詩を定着させたこと、
また、
プロレタリア文学運動へ繋がっていく精神を育んだこと等は
評価されなくてはならない。
……とあります。
苗村吉昭著 『民衆詩派ルネッサンス』もご参考に…!
されると、より「民衆詩派」に関することが述べられているので、是非…!
2015年11月1日発行 土曜美術社出版販売 本体2,700円+税10%
大正詩壇を席巻した民主主義的詩人グループ「民衆詩派」。
福田正夫、百田宗治、白鳥省吾、富田砕花ら主要詩人の足跡を追い、
民衆詩派詩人たちの作品を再検証することで、
近代詩研究に新たな境地を切り開いた評論集。
詩史を「鑑」とした、現代詩再生の提言書でもある。
YouTubeチャンネル「詩の愉しみ」vol.17リンク先→
ひとことアドバイスは「コロナ禍における…!」
オープンキャンパスについて
です。
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のメリットとデメリットの両面から、オープンキャンパスの活用方法をお話しています。
具体的な事例も挙げておりますので、
大学受験生の皆さんは、是非ともご参考になさってくださいね。
vol.18でも、「民衆詩派」に関して取り上げております…!
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