「懐かしい歌」の時代が変わってきている【あなたにとっての懐かしい歌は？】

2023年8月6日

テーマ：私の青春の歌

コラムカテゴリ：スクール・習い事

「懐かしい歌」の時代が変わってきている【みんなで歌うならどんな曲を歌いたいですか？】
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歌の現場で感じること。
中高年の好まれる「懐かしい歌」の内容がどんどん変わってきたように思います。
現在の60代〜70代にとっては幼い頃に歌った唱歌や童謡はたまに歌うのはいいけれど
そればかりではちょっと・・・・という声が聞こえてきます。
できれば「自分が若かった頃の青春の歌」が歌いたいと。

そうなると結局10代後半から20代の初めの頃に聴いた歌、歌った歌が
その人にとって「すごく懐かしくて嬉しい！」と思う歌になる。
だから年齢によって微妙に違うのは当たり前ですね。

・昭和の懐かしい歌について
「上を向いて歩こう」や「青い山脈」などは細かいリズムが使われておらず
（具体的に言うと、16分音符の使用や複雑なリズムが少ない）
そして、耳からしっかり覚えているので、みんなで歌ってもきっちり揃う。
ここ20年程よく歌いました。

ところが最近ある歌（今までだったらどなたでも知っていると思っていた曲）を一緒に歌おうとした時にそこにいる全員が知らない、というようなことが増えてきました。
学生にも当然この歌は知っている、日本人のとても多くが知っていると思うような曲について聞いても知らないことも増えてきています。

それはどんどん時代が流れているから当然のことだと思います。
だから逆に昭和の素晴らしい名曲を「楽譜を見ながら」じっくり譜よみをするようなことも最近はあります。いい歌はいつの時代も人を魅了します。

・1980年代〜1990年代が今熱い
私たちの世代がみんなで歌えるものってなんだろう？と考えると、
10代の頃から10年ぐらいの間に流行ったものではないか？と思う。
そうなるとちょうど「ザ・ベストテン」や「夜のヒットパレード」などのテレビを毎週観て楽しみさらにあの頃はたくさんラジオを聴いた。
楽譜を見て歌ったわけではない「耳から入り、目も楽しませてくれた」曲が「懐かしい」
みんなで歌ったりそれについて話すのがとても楽しい。

・さて、みんなで歌う懐かしい歌はこの先どうなるのか？

そもそも「みんなで歌う」ことが現在必要とされているかどうかはわからないです。
現在はカラオケでも「ヒトカラ」で一人でじっくり歌うのが好きな人も多くなり
コロナで「みんなでカラオケ」ワイワイ言いながら飲んで食べて歌う、というシーンは
少し減ったように感じています。この先に期待しています。

例えば「米津玄師」さんの歌はちょっと難しいけれど耳で覚えて歌うことができ、年齢が高めでももちろん可能です。みんなで歌うこともできる。
もちろん全ての楽曲で可能というわけでないですが
「パプリカ」や「lemon」など、また最近でたジブリの映画のエンドロールで流れた「地球儀」は
皆で歌いやすいと思います。ただ、彼の場合は声域がとても幅広いのでキイについては考える必要ありですが。
彼の歌の魅力に惹きつけられ多くの人が聴き、YouTubeを再生し、歌をおぼえカラオケなどで好んで歌われている。

ところが続々と発表される様々なアーティストの新曲の中には「いい曲だけど歌うのは難しいなあ」と思う曲も多い。
一人で歌うことはできてもみんなで声を合わせて歌えるか？というと、
結構難しいしそもそもみんなで声を合わせる感じではない気もする。
それでも「歌えるようにしたい」「おぼえたい」と、それぞれの気に入りの曲を練習している人も多い。
中にはお孫さんと一緒にカラオケに行って最近の歌を歌ってびっくりさせるのが楽しみ、という方も。

現在の私たちはクラシック、日本の昔からの歌、若い頃に流行った歌、
ちょっと前の歌、今の歌、外国の歌、と歌いたい曲を選び放題な一番いい時ではないでしょうか？
好きな歌を見つけてどんどん歌っていくといいですよね。
それにレコードの発売を待ったりカセットテープの貸し借りをした時代とは違って
サブスクやYouTubeでさっと新しい歌が聞くことができます。便利になりました。

楽譜などもネットで一曲ずつ買ってすぐに印刷できます。
スマホで買って支払いも瞬時。コンビニでも印刷ができる。
プリンターが自宅になくてもいいんです。

つくづく思います。便利な時代になりました。
あなたは好きな歌をどうやって楽しみますか？

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