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矢田公裕

親子を心身ともに健康へと導くプロ

矢田公裕(やだきみひろ) / 小児科医

医療法人社団ふたば会 矢田こどもクリニック / こども子育て研究所

コラム

発達の偏り

2017年11月5日 公開 / 2020年4月4日更新

テーマ:発達の偏り

コラムカテゴリ:医療・病院

「発達の偏り」、「発達のでこぼこ」は、子どもの性格の個人差を表す言葉です。
これは決して病気という事ではありません。個性の強さを表しています。
この個性の強さを、最近は発達障碍と言う言葉で病気の範疇にくくってしまう風潮があります。
「病気だから治療が必要だ!」「クラスで一緒にするのは問題がある!」と言うような論調も少なからず見受けられます。
発達障碍という診断をつけられるお子さんもいることは間違いありませんが、多くても1クラスに一人か二人くらいな物です。あとは個性の強いお子さんと言うことになります。
昔は“がさご(大分の言葉でガサガサと落ち着かない子ども)”とか“おっちょこちょい”と評価されてきました。ごく普通のことだったのです。
発達に偏りがあったり、でこぼこがあるのは生活環境の影響も少なくありません。子どもは成長過程ですので、より刺激の強いものにひかれる癖があります。それは当たり前のことです。
その子が病気だと考えるよりも、生活環境に問題が無いかと振り返ってみる必要があると思います。

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