相続で大変なことが…形見分け編

2013年8月31日

コラムカテゴリ：お金・保険

コラムキーワード：相続手続き

相続には3つの種類があります。
1単純承認
　債務を含めすべてを相続
2限定承認
　債務は財産の中でしか支払わない
3放棄
　相続しない

限定承認と放棄は
相続の開始を知ってから
3ヶ月以内に手続きが必要です。
何もしなければ
単純承認になります。

突然の死に
相続準備もできてない
しかも借金だらけなら
困ります。
でも限定承認や放棄の手続きが
出来れば安心ですね。

ここで気をつけなければならないこと
相続が開始されてから
相続財産の処分をしたとき
例えば通帳のお金を使ったとか
車を処分したとか
その場合は
単純承認したことになり
債務も全部引き継ぎます。

では形見分けはどうでしょう。
財産価値が少ないものは
問題ないのですが
高価な貴金属、宝飾品
絵画、骨董などは
該当する恐れがあります。
それから和服も。
高価と判断される場合があります。

被相続人の所有であった物すべて
ゴミみたいなものでも
限定承認や放棄をしたら
勝手に捨ててはいけません。
すべては手続きにそってです。
法律って難しいんです。

FP石井順子
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