理性と本能、健康のために必要なこと

最近寒い日が続いていますね。

こんな時期のおすすめアロマは柚子です。
もうすぎてしまいましたが冬至は柚子湯に入るのが昔の習わしです。
それは柚子に身体を温める作用が期待できるからです。
香りを嗅ぐことだけで、体温調節にも働きかけてくれるのが柚子なのです。

温かいお湯に浸かりながら柚子の香りを楽しむ。。。
”リラックス＆温まる”という相乗効果を、偉大な先人達は本能で感じとっていたのでしょうね。
素晴らしい直感力です。

さて、私たち人間は動物です。（ともすれば違うように感じてしまいますが）
わんちゃん、ねこちゃん、また野生動物達と同じ動物です。

ただ大きく違うのは、人間は理性の脳が発達していること。
（おおまかに分けると、本能の脳（大脳辺縁系）と、理性の脳（大脳新皮質）に分かれます）

人間は、この理性の脳（大脳新皮質）が大部分を占めています。

特に私たち現代人は理性が働きすぎていると言われています。


身に覚えはありませんか？


・朝起きられない（本能）のに、誰かに迷惑をかけてないよう頑張って起きる（理性）
・お腹が空いた（本能）けど、しなければいけないことを優先して我慢（理性）
・悲しい（本能）けど、泣いたら誰かを傷つけるので無理やり笑顔（理性）
・怒りたい（本能）けど、後のことを想像してグッとこらえる（理性）

本能はきっと肩身が狭い思いをしていることでしょう。


こんなことを繰り返していると本能の能はもっと肩身が狭くなり、働くことをやめてしまいたくなります。

そうすると、本来持っている生きるための体の機能までもが働かなくなってしまうことにつながります。

そして、心（感情）はもちろん身体までもが不健康になってしまうのです。


そんな本能＝動物本来の「生きる」に働きかけてくれるのがアロマテラピーなのです。


私がアロマのお仕事を選んだのは、初期の学びでこんなことを直感したからかなと、学びを重ねた今感じています。



次から、脳と五感、嗅覚、心などについて順次お伝えしていきます。

上記は主に、
　・AEAJアロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト資格講座
　・yuica認定日本産アロマインタープリター講座
　・小さなサロン普及協会ウェルネスケアセラピスト資格講座
　での学びから、私の体験を踏まえまとめたものです。
　医学や科学の進歩により正しさが変わる場合もございますので、予めご了承ください。