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コラム

来春から中学受験クラスに通塾をお考えの小3生をお持ちの保護者様へ

2021年11月16日

テーマ:中学入試

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

先日、小学3年生のお子様をお持ちのお母様からご相談を受けました。
「中学受験を考えているので、来年の2月から通塾を予定しています。今は学校の勉強だけで習い事や通塾はしていません。入塾準備として来年2月からの入塾までにしておくと良い事はありますか?」

まずは算数と国語について今まで習った学校の勉強で出来ないところがないよう復習をしましょう。集団指導塾の場合、入塾テストがあり、入塾の基準点が設けられている場合が多いので、まずそれを突破できるよう、今まで習った問題、語句や漢字も含めてしっかり復習しましょう。

それにプラスするなら、計算力増強でしょう。通塾まで、出来る限り計算力を増強してください。

中学受験のポイントになる科目は算数です。合格者と不合格者の点数差が最も大きく開くのは算数です。算数の得点力を上げるには算数の基礎体力が必要です。

算数の基礎体力とは、計算力です。難関中学入試で高得点をとる生徒は算数が出来ます。そのような生徒達は高い計算力を持っています。
計算が出来れば中学入試で成功する、という事ではありません。難関中学を目指すには、最低条件として高い計算力が必要という事です。計算力という基礎体力の上に、さまざまな問題の解き方、考え方が積み重なって得点力になります。また、計算力は理科の計算問題にも必要です。

塾では個々の生徒の計算力増強に長時間使うわけにはいきません。様々な難問が次々に出てきますので、その解き方を教えていきます。計算力は家庭学習で増強しましょう。

計算は特殊な計算方法を用いる問題でない限り、やり方が決まっています。家庭で教えて問題ありません。毎日、時間を決めて計算力の訓練をしてください。長時間、計算ばかりするのはお勧めしません。頭がぼんやりしてきます。計算プリントを毎日5ページなど、計画を立てて確実にこなしていきましょう。お子様が計算のやり方が分からない、もしくは間違っていた時は親が教えてあげて、やり直しをさせて、間違わないように指導してあげてください。これは通塾を始めてからも続けましょう。正確に、そして少しでも速く正解を出す事が出来るよう計算力を強化しましょう。小3範囲が終われば小4、小5、小6と進んでください。計算力増強で次学年に進むのは何も問題ありません。一つ一つの計算を確実に出来るようになりながら、次々と進んでください。必ず、中学受験勉強の力になります。


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この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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