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中村和宏

こだわりの塗装で相模原に安心を届ける塗装の専門家

中村和宏(なかむらかずひろ) / 塗装職人

株式会社リプラス

コラム

コーキングとシーリングの違い

2019年8月22日

テーマ:屋根外壁塗装

コラムカテゴリ:住宅・建物



「コーキング」と「シーリング」、どう違う?
と思われる方も多いのではないでしょうか。
【JIS K6800:1985「接着剤・接着用語」】では、下記のように規定されています。

●シーリング材(建築用は、JIS A 5758で規定)
構造体の目地、間げき(隙)部分に充てん(填)して防水性、気密性などの機能を発揮させる材料

●油性コーキング剤(建築用は、JIS A 5751で規定されていたが、現在は廃止)
展色材(天然樹脂、合成樹脂、アルキド樹脂など)と鉱物質充てん剤(炭酸カルシウムなど)を混合して製造したペースト状のシーリング材。
相対変位の小さな目地のシールに使用される。鉱物質充てん剤として、石綿は、現在使用が禁止されている。

通称では、あらかじめ形が決まっているものをシーリング材(シーリング)と呼び、チューブ容器に入っていて専用の押出し機であるコーキングガン(caulking gun)で施工する樹脂性の物をコーキング剤(コーキング)という事が多いようです。

しかし、「コーキング」と「シーリング」は建築現場では同義語として使われる事が多く、建築現場では、職人の年代や所属している会社などによって使い方は変わり、厳密には決まっていない、というのが実情です


引用:シャープ化学工業株式会社 https://www.sharpchem.co.jp/

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