- お電話での
お問い合わせ - 0120-790406
コラム
シーリング(コーキング)の役割
2019年8月23日
シーリング(コーキング)は、
弾性に富んだ樹脂系の目地充填剤のこと。
外壁材(サイディングボード、ALCパネルなど)は、
工場で生産した建材を工事現場まで搬入し、
躯体壁面に貼り付ければ外壁ができるので、
コンクリートやモルタルを躯体壁面に塗る左官工事より、
工法が容易で工期も短いことから、急速に普及していますが、
外壁材は非常に堅いので、隙間を設けずに貼りつけると
気温変化などによる膨張で外壁材が衝突し破損してしまいます。
そこで、レールのように一定の隙間を置いて、
壁面に貼り付ける必要があるのです。
この一定の隙間である「目地」に
シーリング(コーキング)を注入することにより、
防水性と耐候性の高い外壁を作ります。
いわば、シーリング(コーキング)の弾力性で
外壁材の膨張を吸収し破損を防ぐことで
長寿命化を実現しているのです。
しかし、シーリング(コーキング)自体も、
風雨、太陽光などの自然負荷により経年劣化します。
劣化が進むとひび割れ、剥離などが発生し、
緩衝剤の役割を果たせなくなってしまうので、
シーリング(コーキング)の劣化具合は定期的に点検する必要があります。
関連するコラム
- 外壁屋根塗装工事の現場調査・・・失敗しないための注意点! 2017-07-28
- 気を付けたい!屋根塗装工事の注意点!! 2017-06-19
- 錆びた屋根やべランダに気を付けて下さい 2016-11-06
- 楽しいけれど・・・大変な色選び~外壁屋根塗装 2017-09-28
- 戸建住宅のベランダ防水はとても大切です!~外壁屋根塗装工事 2017-09-26
カテゴリから記事を探す
中村和宏プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。