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渡辺博士

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渡辺博士(わたなべひろし)

ワタナベマネークリニック

コラム

【大和市中央林間】 証券投資のイロハ Vol 1

株式・投資信託

2013年9月27日 / 2014年3月30日更新

 まもなく、NISAが始まります。これで又、証券会社が一生懸命に動き出します。
以前にもお伝えしましたが、NISAは万能な新しい証券口座だと勘違いしてないでしょうか。もう一度おさらいをしてみたいと思います。

 ・NISA口座を作成するメリット
 1,口座開設だけで金融機関が現金をキャッシュバックしてくれる。
 2,平成26年1月1日以降に、新規資金で上限100万円までの買付分は、利益に対する源泉所得税を非課税  にする。
 ・NISA口座を作成するデメリット
 1,新規資金でないとNISA口座を利用できない。もちろん移管もできない。
 2,100万円以上の資金に対する利益の源泉所得税は、通常通り20%となる。(復興税など含まず)
 3,損失が出たときは、何もできない。
 4,最大で5年間しか維持できない。
 5,金融機関を1社しか設定できない。

これに対して特定口座についてもおさらい。
 ・特定口座のメリット
 1,当年中に損失が出たときは、自動的に損益通算を行ってくれるので利益がでても手間いらず。
 2,翌年以後3年間にわたって確定申告を条件に損失の繰越ができ、次年度以後の利益とも損益通算でき  る。
 3,源泉徴収をする、しないを選択できる。
 ・特定口座のデメリット
 1,平成26年1月1日以後、利益分については全額10%から20%に増税
 2,源泉徴収ありの場合、サラリーマンは20万円まで収入について納税義務ないのに源泉徴収される。

 以上のことを考慮するとどうだろうか。
NISA口座は利益が出ることを前提に考えるとメリットがありそうだが、損失が出ることが予想される場合は特定口座の方がメリットあります。
つまり、投資の仕方や金額など、検討しながらでないと簡単にはいかないと思います。

 投資は長期が前提ですが、1年間で100万円という金額設定から考えると、株式でちょくちょく利益を出すことが予想されるなら、証券会社にてNISA口座がよいでしょう。しかし、セオリー通りに長期投資を考えているなら、特定口座もにらみながら金融機関を選定して下さい。
 私なら証券会社に設定します。銀行ではNISA口座は設定しません。なぜなら、株式を積極的に行っている銀行はほとんどないため、NISA口座に資金を入れても非課税のメリットが1年間に1度も生じないで終わってしまう可能性が高いからです。
 
 金融商品の特性やライフプランを考えながら検討すべきでありますので、本物のファイナンシャルプランナーにご相談されることをお勧め致します。

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