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コラム
自宅で音楽教室を開くために資格は必要ない
2015年10月2日
音楽教室の先生になる方法と求められる人物像について
将来自宅でピアノやリトミックなどの音楽教室を開こうと計画している人は、何をどのように準備すればいいのでしょうか?
音楽教室の先生になるには、2つの方法があります。
ひとつは大手楽器店などが経営する音楽教室の先生に応募して採用してもらう方法、もうひとつは、個人で音楽教室を開業することです。
音楽教室の先生には大学や短大の音楽科を卒業した人が多く、音楽教室の先生の採用条件として求められることもありますが、個人で音楽教室を開業する場合は、必ずしも必要ではありません。
必要なことは、自分自身が音楽を学んだ経験があり人を教える十分な技術を持ち、現在も研鑽しているかということ。
また生徒になるのが、幼児から小・中・高校生、大学生そして、生徒の親も含めれば自分より年長の人にまで至ることから、どんな年齢層の人とも上手くコミュニケーションが取れることが大切です。
そして生徒が上達して自分のレベルでは教えることが難しい場合は、他の優秀な先生が紹介できるといったネットワークを持っているとなお良いでしょう。
音楽教室の先生に求められる技術と知識
子どもに音楽を習わせる親の多くは、子どもが「音楽の正しい技術と知識を学ぶこと」を望んでいます。
楽器を演奏する時に楽譜が読めなければ正しい演奏ができず、楽器が「弾ける」とは言えません。
この知識は、教室で習う以外に自分が演奏したい曲が出て来たときに必要になります。
自分で楽譜が「読めて」「弾けて」初めて、音楽を本当に楽しむことができるようになります。
教える側は、生徒達のニーズを把握し、楽譜が正しく読めてきちんと演奏ができるよう指導してください。
難しい音楽用語をそのままおしつけるのではなく、生徒の年齢や理解度に合わせて、わかりやすく説明してあげれば、子ども達の理解も深まり上達も早くなります。
そのためには、常に自分自身も技術や知識において磨いておく必要があります。
音楽教室では、言葉によって指導がされていることを忘れずに
音楽教室の経営で何よりも難しいのは、生徒やその親とのコミュニケーションといっても過言ではありません。
教室でのレッスンは、全て会話をすることで行われていきます。
音楽の先生が、音楽の技術や知識が豊富なのは言うまでもありませんが、たくさんの生徒と接する職業なので社交性や誠実さも求められています。
子どもにとってわかりやすい言葉で話しかけるだけでなく、やる気が出るような言葉がけも必要です。
時には、親ごさんから、「子どもがなかなか上達しない」というようなクレームが出ることもあるかもしれません。
このような時も、真摯に対応し、レッスン方法を一緒に考えて提案していけるように、生徒やその親に積極的に話しかけて問題解決に取り組みます。
生徒やその親の音楽教室への期待はさまざまです。
その思いをくみ取り、生徒一人一人にあった指導法を考えなければなりません。
場合によっては、もっと上のレベルを目指せるように、上位クラスの先生とのネットワークを持ち、生徒を紹介できることも必要になります。
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