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コラム
口腔ケア(Ⅱ)
2021年7月12日 公開 / 2021年7月19日更新
歯周病がインフルエンザの感染リスクを高めることは以前から知られていたが、このリポートによると、新型コロナウイルスでも同じことが言えるのだという。
歯周病研究の第一人者で日本歯周病学会元理事長の伊藤公一・日本大学名誉教授によれば、「歯周病がウイルスや細菌の感染リスクを高めることは、歯周病研究者や臨床医にとって”常識”と言えます。多くの論文もあり、古くは100年前のスペイン風邪(インフルエンザ)でも、虫歯や歯周病のある患者はインフルエンザに感染しやすいという報告があるくらいです」という。
では、なぜ歯周病がウイルスや細菌の感染を助長するのだろうか。
伊藤名誉教授によると、主な原因は歯周病菌が出す毒素や酵素、さらに歯周病による歯茎の炎症が関係しているという。子供が新型コロナウイルスに感染しにくく軽症や無症状で済むのは歯周病が殆どないことが理由の一つだという。
正しいブラッシングや舌磨きでインフルエンザの発症率が劇的に減った、との有名な「ランセット」誌に発表された研究報告もある。また誤嚥性肺炎を減らす手段として効果的なのが口腔ケアで、専門的な口腔ケアが高齢者の誤嚥性肺炎を大幅に減らす効果があることも実証されている。
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