ジャイアン

2011年4月5日

テーマ：母の介護

コラムカテゴリ：医療・病院

「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの…」
最近の、食卓での母は、まさにこの理論を振りかざし（？）、
ぼっ～としていると私のおかずは、ことごとく奪われる・・・

ぼ～っとしているわけではないけど（イヤ　してるけど）
元々私は食べるのが遅いので、
とてつもなく食欲旺盛で、食べるスピードが加速されている母のお皿は
あっという間に空になり、そうなると、サッと私のお皿に、お箸を着き立てる。
まあなんと、素早いこと・・・

症状が進むにつれて、少しずつ体重の増加がみられ、
（今までは、理性で抑えた（？）いろんな緊張が強くて、太れなかったようだけれど
そのタガが外れて（？）のびのび　プクプクと育ってはります・・・）
運動機能を維持するうえでも、今の体型（150cm弱、45～46kgほど）を
キープしたほうがいいとのこと。

母が、イヤな思いをしないように、食事量を増やさずに何か工夫ができないか・・・と
「シゲじい食堂」も頭を悩ませている。

今のところまだ、お箸が自分で使えているので
せめて、はさむのに時間がかかるようにして時間を稼ごうとしている。
私らが食べるサイズの四分の一ぐらいを目安に。

さすがに、お箸で口に運ぶ回数は増えた。
けど、サイズが小さいから、噛むのは横着ができる。
ので、結果として食べるスピードはあんまり変わっていない気もする・・・・

母にとっては何より大好きな「ごはん」の時間。
父も張り切る「シゲじい食堂」で、
自然に楽しく、「ジャイアン理論」を封じ込める秘策を　
あれこれ試して、探している。