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コラム
ベランダ周辺の雨漏りの原因は
2015年12月2日
ドレンの詰まりや経年劣化による雨漏り
ベランダは、建物の屋根や外壁同様、年中外気にさらされている場所です。年月を積み重ねることにより劣化して雨漏りを起こすこともありますが、そのほかにも原因があります。
それはドレンの詰まりです。雨水が入ったときに水を排出するためにドレン(排水口)というものがありますが、ゴミや砂ぼこり、木の葉などが蓄積することで詰まってしまうことがあります。
ドレンが詰まると、水の逃げ道が無くなり水がベランダに溜まってしまいます。この状態を放置してしまうと、ドレン周辺に隙間や亀裂が生じてしまいそこから水が漏れてしまうのです。
ベランダが原因の天井雨漏り
ベランダは、雨や風、紫外線に加え、人の出入りがあることでベランダに使用している塗膜が劣化したり損傷したりすることで雨漏りが生じる場合もあります。
ベランダと同様に、窓枠もコーキング(シーリング)部分が経年劣化するなどの理由で雨水が浸入していまいます。築年数が10年を超える住まいであれば、一度メンテナンスを行う必要があるでしょう。
また、ベランダの排水溝下の接続パイプの継ぎ目から漏水して、ベランダの下の天井などに雨水がしみ出てしまうことがあります。
そのまま放置してしまうと、建物の内部へ雨水が浸透してしまいますし、腐食が進行してしまう場合もあります。共同住宅の場合であれば、下の階まで雨漏りの被害が及ぶ恐れもありますので、専門家へ早めに相談することをおすすめします。
普段のお手入れでベランダをきれいに保ちましょう
定期的にベランダの掃除をしてドレン(排水口)のゴミなどを取りのぞくことで、排水機能を維持することができます。
特に大雨や台風の後は、大量のゴミや葉っぱなどが入り込み溜まりやすくなりますので、注意が必要です。
取りづらい細かいゴミは掃除機を使用するのもおすすめです。付属の隙間用のノズルなどで吸い取ってしまうと楽に掃除ができます。室内用を外で使うことに抵抗のある方などは、掃除機を買い替える際、古い掃除機を屋外用にする方もいらっしゃるようです。
なお、掃除をする際、ベランダの床をデッキブラシなどでゴシゴシと擦ってしまうと、塗膜が傷ついてしまうのでよくありません。
また、マンションなどの集合住宅で水を大量に使って掃除すると下の階に水が飛び散ったり、お隣へ水が流れ込んだりとトラブルのもとになりますので注意しましょう・
ドレン、ベランダの床などの後は手すりも拭いておきましょう。手すりなども汚れを放置すると腐食の原因になることもあるので、定期的に手入れするのが良いでしょう。
アルミ製の手すりの場合は柔らかい布を水でぬらして拭いた後に、乾拭きします。
鉄製であれば、乾拭きをしてください。錆がある場合はワイヤーブラシなどで錆を落としてから、錆止めの塗料などを塗って日頃からこまめに手入れしましょう。
少しの心がけで、雨漏りにつながるトラブルの早期発見にもつなががるのでぜひ試してみてください。
築年数に応じてプロによるメンテナンスを取り入れることも必要です。外気と人の出入りによって影響を受けやすいベランダは、しっかりお手入れしておきましょう。
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