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コラム
窓枠やサッシからの雨漏りの原因
2015年12月11日
窓枠やサッシは施工工程と防水が重要
窓枠やサッシから雨水を防ぐために使用される「防水テープ」。防水テープには貼り方があります。
最初に枠の下部、次に両側面、最後に上部の順番で施工します。この貼り方を間違えてしまうと、雨は通常上から下へ流れていきますので、テープとテープの隙間から雨水が入り込んでしまい、雨漏りの原因となってしまうのです。
その他で考えられる雨漏りの原因は、ビス(ネジ)や取り付け金物の貫通している部分、シーリングの劣化もあります。
また、窓枠に使用されている防水テープの施工不良も原因として考えられます。雨水が防水テープの隙間に入り込み、サッシの裏側へ雨水が浸入して雨漏りを引き起こすこともあります。
シーリング材は消耗品!
窓枠やサッシの取り付け、修繕工事などで必要なシーリング材ですが、年月の経過とともに劣化してしまいます。シーリング材は紫外線に弱いため、日当たりの良い場所だと約5年~7年で劣化が始まると言われています。
劣化が始まりシーリングがやせてしまうと、屋根や壁との間に隙間が生じてしまいます。これにより雨水が浸入してしまい、最終的に室内へ雨漏りをもたらすのです。
本来、シーリング材はサイディングのつなぎ目やサッシと外壁の境目である隙間を埋めて、機密性や防水性を高める役割を持っています。メンテナンスを行うことで、その寿命は保たれていきますので、雨漏りが起きることもなくなります。
また、シーリングは完全防水機能を有していないので、メンテナンスの際には防水テープのチェックやシーリング材の種類を検討することをおすすめします。
定期的なメンテナンスで雨漏り解消!!
窓まわりを雨水の侵入から守るシーリング材ですが、シーリングにもいくつか種類があり特徴も異なります。
窓まわりに使用されるシーリング材には、変成シリコン系とウレタン系があります。
変成シリコン系は耐候性に優れ、外壁や屋根にも使用されます。また、塗装前でも塗装後でも使用できる素材でもあります。
ウレタン系は弾力性があり耐久性もありますが、紫外線に弱いため外観に用いるのには向いていません。ホコリを吸いつけてしまう性質があるので、上から塗装する必要があります。それゆえ、室内側の窓などに用いることになります。
ただし、窓枠の種類によっては適さない場合もありますので、専門の業者へきちんと確認して修繕されることをおすすめします。また、多少の修繕工事でしたら素人でもできることがありますが、雨漏りの修繕工事は専門にしかわからない複雑さがあります。雨漏り箇所の的確な原因究明は、プロにご相談ください。
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