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齋藤健太郎

保険、資産運用、ライフプランをトータルでアドバイスするプロ

齋藤健太郎(さいとうけんたろう) / 保険コンサルタント

株式会社保険パートナー

コラム

意外と知らない~損害保険の仕組み~

2018年11月28日

テーマ:損害保険

コラムカテゴリ:お金・保険

本日は意外と知らない損害保険の仕組みについて話したいと思います。
保険と聞くと何を連想しますか?

保険屋さんは、生命保険(生保)、損害保険(損保)と言っていますがそもそも「保険」というワードがつくと全部同じなんじゃ?
という人もいると思います。

「保険はみんないくら払っていますか?」という質問を受けることありますが、「保険」も「生命保険」「損害保険」「社会保険」などいろいろありますよね。

今日は、そのうちの一つ「損害保険」について話したいと思います。

そもそも「損害保険」てなんでしょう?

損害保険は多くの人がお金を出して事故や災害などの「偶然のリスク」によって損害を受けた方に「実損額」を補償する仕組みです。先日お伝えした地震保険との違いは「実損払い」(損害保険)なのか、損害の程度(全損、中半損、小半損、一部損)によって保険金額を決定する(地震保険)のかが大きな違いです。
一般的に家や車など「モノ」に保険を掛けるというのがイメージしやすいでしょうか?
(損保の中には怪我の補償や所得の補償等の保険もありますよ。損害保険の種類はすごく多いです!)

次は多くの人が興味があるであろう、保険料の決定の方式についてお伝えしたいです。

保険料は「保険の3原則」に基づいて専門家が算出します。

3原則とは何か・・・?
①事故や災害の発生頻度や確立を予想する「大数の法則」
②保険事故の発生が高い人ほど保険料を高くし、不公平が無いようにする「公平の原則」
③集めた保険料や運用益等の合計と、支払う保険料や経費等の合計が釣り合うようにする「収支相当の原則」

この三つの原則に基づいて各種保険料が決定します。
災害が多かった2018年。支払額は予想した金額を上回りました。そして今後も同等の自然災害は起こると予測して、損保大手3社は火災保険の保険料改定を発表したのは記憶に新しいと思います。
基本的に値上げ傾向にありますが、物件の条件によっては一部そうではない方もいると思います。ぜひ火災保険の見直しをオススメします。
料金改定もそうですが、「火災保険に入っている」と思っているだけで補償内容までよく確認していない人がとても多いのです。
火災保険は値上げ傾向でも、自動車保険は?また、生命保険は?
総合的に見直すことでより安心して生活することが出来ると思います。
保険入りっぱなしだなと思う人は一度証券を確認してみる事をオススメします。

この記事を書いたプロ

齋藤健太郎

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齋藤健太郎(株式会社保険パートナー)

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