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幸山緑風

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幸山緑風(こうやまりょくふう) / 講師

幸山緑風習字教室

コラム

習字道具 ~下敷きについて~

2014年7月3日 公開 / 2021年1月10日更新

テーマ: 幼児 小学生  習字の基本

コラムカテゴリ:くらし

子供たちと書道を楽しく学んでいる幸山緑風です。

今回は習字の道具の中でも、あまり皆さんが重視していないと思いますが、
下敷きについてです。

下敷きは習字を書くときに必要な大切な道具です。

下敷きには、「フェルト下敷き」と「ラシャ下敷き」があります。
今は手軽な習字セットには、ラシャかフェルトにビニールが貼ってあるものがありますが、
これは、少し書きにくいと思います。

「フェルト製」は羊の毛を集めて作ってあり、シワがつきやすく、洗濯は出来ません。

「ラシャ製」は羊の毛を織って作ってあり、耐久性があり、シワになりにくく、洗濯も出来ます。(手洗い)

教室では、ラシャ下敷きを使用しています。



私の考えとしては、どちらでも良いのですが、たたみ方というか、しまい方が大事だということです。
とにかく折れ線がつくと、凸凹して、とても書きにくいのです。

折りたたんで、セットの中にいれるのではなく、くるくると巻いて、入れるのが、1番良いと思います。
ラシャ下敷きの習字セットはシワにならないので、2つ折りにしているものもありますが、巻いておくのが、1番良いと思います。

きれいな平らな下敷きで書くのと、凸凹している下敷きで書くのは、大違いです。

筆や半紙も大切ですが、1度お子さんのセットの中の下敷きを確認してみて欲しいと
思います。




幸山緑風習字教室 http://ryokufusyuji.com/

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