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フローリング清掃の注意点

2015年11月6日

テーマ:【お部屋】フローリングをきれいに保つ

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: フローリング 素材フローリング 工事

フローリングの種類は大きく分けて2つ

フローリングは、大きく分けて、複合フローリングと無垢フローリングがあります。

一般的にフローリングといえば複合フローリングを指すことが多いです。これは、複数の板を張り合わせた合板の上に、天然木の単板を張り付けて仕上げたものです。
反りや伸び縮みが出ないよう加工が施されているため、施工が容易で、デザインのバリエーションも豊富です。
無垢材に比べ品質が均一で、値段もリーズナブル、メンテナンス性にも優れているため、広く普及しています。

無垢フローリング、または単層フローリングは、天然木から切り出した板をフローリングの形状に加工したものです。無垢材特有の風合いやぬくもりがあり、近年人気のある床材です。
しかし、木の持つ特性がそのまま出るので、温度や湿度に左右され、反り、割れ、収縮などが起こる場合があり、さらに木の種類によっては傷つきやすいことなどを理解しておく必要があります。

複合フローリングのお掃除

複合フローリングのお掃除は、モップやドライタイプのフローリング用ワイパーでホコリをとります。

汚れている場合は、固く絞った雑巾で水拭きをします。こう書くと「フローリングは水拭きできないのでは?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、コツがあります。

それは、長時間濡らさないよう、手早く、通気性を良くして乾かしながら行うことが大切です。そのために雑巾はビチャビチャにぬらさないよう、固く絞ります。

基本これだけで大丈夫ですが、もっと念入りに行いたい場合は、モップの後に掃除機をかけます。これはフローリングの溝に溜まったホコリを取り除くためで、溝に沿って、ゆっくりと吸引していきましょう。モップの前に掃除機をかけると、ホコリを舞い上げてしまいますので、モップの後に行いましょう。

無垢フローリングのお掃除

無垢フローリングのお掃除の基本は雑巾での乾拭きです。

ホコリやゴミが目立つ場合は、掃除機で行いましょう。キャスターで傷をつける恐れがあるので、注意しながら使ってください。

特にやわらかい木を使用している場合は、ゴミをほうきで1カ所にはき集めてから、掃除機で吸い取る方法をおすすめします。

水拭きは最低限、汚れたときだけ固く絞った雑巾で拭き取ります。

以上は無塗装、オイル塗装、ウレタン塗装、どの無垢フローリングにも共通するお掃除方法です。無垢材は経年による変化を楽しめ、上手に付き合えば100年以上持つものです。定期的にそれぞれの塗装に合ったお手入れを行ってください。

この記事を書いたプロ

川端伸二

完成後の暮らしやすさまで考えたリフォームのプロ

川端伸二(株式会社 ジェイ・テック)

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