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コラム

大津市のイジメ事件に思うこと

2012年7月16日

コラムカテゴリ:くらし

本当に痛々しい時間です
だれもかもが 責任逃れをしているように感じます
新しい情報を見るたびに 腹が立つばかりです

野田総理が 
「いじめられている子にぜひ伝えたいことがある。
あなたは一人ではなく、あなたを守ろうとする人は必ずいる。
誰でもいいから相談してほしい」
と呼びかけたそうですが 考えて欲しいのです

この被害者少年は 繰り返し 泣きながら担任に相談していたことを

担任が イジメの現場を見て『「ほどほどにしとけよ」と注意した』と言っていることを

イジメの現場で 加害者がいる場所で
被害者少年に「いじめがあるか」と聞いたことを

被害届を警察が3度も拒否したことを


一つ一つが 大きな問題だと思うのです

もう「イジメ」なんて オブラートに包んでソフトに表現した言葉では
間に合わないのです

学校の外で いわゆるヤンキー同士ならば
窃盗
暴力
と言われるのに

どうして校内だと
「イジメ」になるんでしょうか


子どもたちが安心できる居場所のひとつが学校

そして心から安心できる場所が家庭のはず


被害者少年は 家の鍵まで取られて
部屋の中を荒らされていたとのこと




加害者とされる同級生3人のうち2人は「遊びであり、いじめではなかった」との認識を示し、いじめ自体を否定。
市側は「いじめを苦にしての自殺と断じることはできない」と主張しているそうですが・・・

私たちは最後まで目を離さず 成り行きを見届けなければいけないと思うのです

そして 子どもたちが安心して学校に通えるように
同じことが続かないように
最後まで しっかり目を光らせようと思うのです

この記事を書いたプロ

松岡順子

ガラス彫刻デザインのプロ

松岡順子(株式会社 クライミング)

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