IL BISONTE（イルビゾンテ）：ガラスが無い状態からの合わせ交換

2018年4月30日公開 / 2018年5月3日更新

コラムカテゴリ：くらし

おはようございます。
本日はIL BISONTE（イルビゾンテ）ガラス交換の記事を書かせて頂きます。

皆さまはこのブランドをご存じでしょうか？
１９７０年にイルビゾンテは、ワニー・ディ・フィリッポ氏がイタリアのベネチアで創立したバックを中心としたブランドです。
ロゴにはバッファローのマークをほどこしてあります。ビゾンテ(バッファロー)の持つ、力強く誇り高いイメージに魅せられ、作品の印としてバッファローのマークを使用しているそうです。

バッグの他に、財布、キーホルダー、キーケース、名刺入れ、手帳、ペンケースなどのアクセサリーを取っていますが
時計もあります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（１部公式ホームページから抜粋）　　　　　　　　　　　　　
今回はこちらの時計のガラス交換の記事を書かせていただきたいと思います。
今回ガラスを取り付けていく時計はこちらになります。

ガラスが割れてしまいすでに元のガラスが無い状態でした。
破片等が多少あれば厚みだけでも調べたりすることができるのですが、今回は全く
無い状態でしたので合わせていくのに色々と調べてから形状や厚みを合わせていきました。

IL BISONTE（イルビゾンテ）ガラス交換

まずはガラスがありませんのでガラスの大きさと厚みを調べていきます。
ノギスを使用してケースに合うサイズをみます。

次に形状をきめていくのですが丸形のガラスの形状で３種類から決めます。
●平ガラス・・・フラットの平らなガラスです
●片面Rガラス・・・外面にカーブの曲がりがあるガラスです
●両面Rガラス・・・内外両面にカーブの曲がりがあるガラスです。

の３種類から決めます。
今回は厚みがあるのと針に高さがありましたのでフラットや片面Rのガラスだと針がガラスに当たって
しまい、止まりの原因にもなりますので両面Rのガラスを採用しました。

ガラスが準備できたら文字盤の汚れ等をとっていきます。
この時に圧入するケース淵等にガラスの破片等が付いていると新しいガラスを割ってしまう恐れもあります。
なるべく取れる限りきれいにします。

綺麗にする事ができましたら、ガラスを圧入していきます。

どうでしょうか？
綺麗にガラスを入れることができました。
これならお客様も喜んで頂けるのではないかと思います。

今回はガラスが無い状態からの取り付けでしたので
どんなガラスが付いていたのかな？
どういうガラスを付けたらお客様が喜んでくださるかな？

と考えながら作業ができとても楽しかったです♪

自分の性分なのか
人が嫌がってあまりしたくない作業でもそれを逆に楽しむことができる！
本当に好きな仕事に携われて幸せです。

作業料金や作業時間

今回、お預かりした時計は

作業料金　　６０００円

作業時間　　１０日程度

にて作業させて頂きました。

その他、ガラス交換の対応できる限り対応していきます。
もし、ガラス交換でお困りの際はぜひ１度お問合せ下さい。

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