耐力壁の配置について⑰~前提条件を満たさない住宅とは

鈴木敏広

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テーマ:家の構造について

正方形に近い長方形の平面で、外観は上に行くほど小さく、耐力壁を各階バランス良く、かつ直下率が低くならないように配置し、床や小屋組などは水平で強度があることとなります。それ以外の木造住宅、例えば大きな吹き抜け、スキップフロア、大きな屋根、長方形以外の平面(下図参照)などのある住宅は前提条件から外れているので、設計者が自分で考えて設計しないといけないこととなります。

以下に箇条書きします。
平面図がL型、コ型、短辺と長辺の比が1対2以上の長方形
大きな吹抜け(コラム「吹抜」参照)
屋根が大きい(コラム「大きな屋根の家①」参照)
オーバーハング(コラム「減った玄関庇とオーバーハング⑥」参照)
2階建てで1階の角に壁がない(コラム「減った玄関庇とオーバーハング③」参照)
バルコニーが屋根の下で壁がない(コラム「大きな屋根の家⑤」参照)
2階建ての1階が駐車場(コラム「大きな屋根の家⑥」参照)

上記のような家は建てていけないのではありませんが、ただ計算するだけではダメだということです。

私がコラム「減った玄関庇とオーバーハング」に書いた「ふつうの家」とはここまで書いた前提条件を満たした家のことです。それ以外はそのまま計算しても現行の壁量計算ではダメだと思います。

耐力壁⑮

次回は、『耐力壁の配置について⑰~計算してもわかるのは半分』です。


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次回は、『耐力壁の配置について⑱~計算してもわかるのは半分』です。


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木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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