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コラム
樋について⑪~軒樋のごみ
2018年9月18日
このコラムは、角樋が増えていることについて気になり、調べることで書きました。角樋の排水にサイフォンの原理を利用していることは正直ビックリしました。でも同時に疑問もあり、前回はそのことついて書きました。でも、もう一つ疑問があります。
角樋の断面を思い出して下さい。底が平らで雨水の流れは遅い、軒樋の中には雨水だけが入るのではありません。空を飛ぶようなものは何でも入ります。①に書いた樋の中のゴミはが溜まる量は丸樋より角樋の方が多く溜まります。
角樋で上戸を用いないドレンで接続する場合、ドレンの周りに葉や泥が溜まってしまいます。もしも、ドレンにゴミが溜まり排水がスムーズにいかない場合、大雨の時にサイフォン現象は中途半端になり雨が溜まり続け、軒樋が一杯になったままになるのではないでしょうか?
また、このコラムを書くようになってから注意して見ているのですが、オーバーフローソケットを使用している樋を見たことがありません。排水管とたて樋を接着する場合は必ず使用した方が良いと思います。
次回は、『これからの雨漏り①』です。
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