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鈴木敏広

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鈴木敏広(すずきとしひろ) / 一級建築士

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コラム

樋について⑤~日本の雨

2018年8月28日 公開 / 2018年9月24日更新

テーマ:

コラムカテゴリ:住宅・建物

このコラムは「雨漏り⑥」(コラム;「雨漏り⑥」 参照)と内容が重なります。
日本の年間降水量は世界平均の約2倍、しかもその降り形は平均的でなく、季節によって集中的に降ります。冬に雪が少ない太平洋側では冬季の降水量は雨の多い夏期の4分の1しか降りません。特に6月から10月は梅雨、台風と短期間に大量の雨が降る季節です。

また、季節だけでなく夕立のように短時間に大量の雨が降ることもあります。最近は、ゲリラ豪雨のように限られた地域に集中して降ることもあります。
雨が短時間に大量に降ると樋に流れる水は当然多くなります。あまり多いと水が流れるよりも溜まる方が多くなります。

雨水が溜まると下の図のように軒樋の水面は上がっていきます。上がると屋根との距離が近くなります。近くなると、屋根から落ちた雨が跳ねて屋根材の裏に当たります。屋根材の裏面は雨が掛かってもいいように作っていません。これを繰り返すことで屋根材が傷んでいくのです。

③に書いた水を貯めてサイフォンを利用すると、一時的とはいえ軒樋には水が溜まることになりますから軒先に雨が掛かり易くなることに間違いありません。


樋について⑤

次回は、『樋について⑥~エルボ』です。


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