- お電話での
お問い合わせ - 0532-32-4265
コラム
熊本地震で起きたこと,分かったこと③~2つの断層で起きた
2017年2月10日
14日の地震を前震、16日の地震を本震と報道されましたが、4月16日の地震が本震になった理由は、同じ震度7でもマグニチュードが大きかったかららしいです。気象庁は、「本震が何日に起きた地震が本震か」ばかり気にしているようですが、実際は2カ所の断層で地震が起きていて、2つの断層が近い益城町で震度7の地震が2度起きたのです。
14日の地震は布田川断層帯、16日は日奈久断層帯で地震は起きました。14日の地震が原因で16日の地震が起きたと考えられていますが、違う断層で起きたのですから別の地震ではないのかと私は思うのですが、とにかく熊本地震とひとくくりにされました。
今までなかった地震と報道されていますが、気象庁の観測は1885年からですから130年程前のことです。2日間に震度6強以上の地震が一つの地域で連動して起きる地震は1885年以前に何度もこの国に起きていたのだろうと思います。
世界で一年間に起きる震度6以上の地震の20%は日本で起きています。そのような国でたった130年間に初めて観測した地震はこれからも何度もあると思います。今までになかった地震と言っているのは我々人間だけではないでしょうか?
次回は、熊本地震で起きたこと、分かったこと④~「新耐震」でも壊れた です。
---------1955年以来の信頼と実績--------------
まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
---------------------------------------------
関連するコラム
- 熊本地震で分かったこと⑩~築10年以内で倒壊した原因は直下率が低い 2017-04-14
- 熊本地震で起きたこと、分かったこと①~起きたこと 2017-02-03
- 熊本地震で起きたこと、分かったこと④~「新耐震」でも壊れた 2017-02-14
- 熊本地震で起きたこと、分かったこと②~今の基準では… 2017-02-07
- 熊本地震で起きたこと、分かったこと⑥~1981年基準と2000年基準の差 2017-02-21
コラムのテーマ一覧
- 制度と基準について
- WB工法
- 住宅の変化
- 住まいをつくるとは
- 窓(開口部)について
- 家の構造について
- 住宅の収納
- 建築の保険
- 材料について
- 住宅の工法
- 住宅のエネルギー
- 樋
- 家の老化
- 耐震補強
- 仮設
- 住宅の寿命
- 冬向きの家
- 軒のない家
- 片流れ屋根の家
- 地震
- 尺とメートル
- 見積り
- 金物工法
- 集成材
- 調湿
- 結露
- 木造にこだわる理由
- WB工法を採用して10年
- 階段
- 10年で塗装しないといけない家
- つかさや工事日記
- 耐震診断できない木造住宅
- 危ない吹き抜け
- 訪問販売リフォーム
- リフォームは難しい
- 雨漏り
- 四方山話
- うちのつくり方
- 住宅侵入盗
- WELL珈琲新築工事日記
- リフォームの時代
- 新聞、雑誌等の記事から
- 吹き抜け
- 建築は大工が造ってきたが
カテゴリから記事を探す
鈴木敏広プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。