- お電話での
お問い合わせ - 0532-32-4265
コラム
10年で塗装しないといけない家1~窯業系サイディングの外壁材
2015年2月27日
最近「10年経ったら外壁の塗装すること」が当たり前のようになっている家があります。その家は外壁に
窯業系サイディングという外壁材を張っています。一説には10棟中7棟が窯業系サイディングの外壁材を使用していると言われています。
窯業系サイディング材は木材の繊維とセメントなどを混ぜて成型し、長さ3m×巾45㎝(又は90㎝)、デザインは様々なモノがあり、色もたくさんあります。材料としての最大の特徴は火に強いこと。燃えない材料では最も軽いことだと思います。
塗装の種類によって、窯業系サイディングの外壁材は10年以上もちますが、継ぎ目に充填する樹脂系シーリング材は、10年程で傷み、補修しないといけません。結局、長持ちする塗料を使用した窯業系サイディングでも10年程で目地の点検補修などが必要なのです。太陽や雨風が当たるところは早く傷み、手が届かなければ足場を架けないといけません。せっかく足場を掛けるなら塗装も・・・と考えるのが普通です。
そして、10年で塗装しないといけない家となったのです。
次回は、「10年で塗装しないといけない家2~昔の窯業系サイディングは丈夫だった~」です。
---------1955年以来の信頼と実績--------------
まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
---------------------------------------------
関連するコラム
- 10年で塗装しないといけない家8~体験談、モルタル外壁の塗装 2015-03-24
- 10年で塗装しないといけない家5~横張りで継ぎ目が長くなった 2015-03-13
- 10年で塗装しないといけない家6~シーリング工事とは 2015-03-17
- 10年で塗装しないといけない家10~最近の窯業系サイディング 2015-04-03
- 10年で塗装しないといけない家7~樹脂系シーリング材はなぜ早く傷む 2015-03-20
コラムのテーマ一覧
- 制度と基準について
- WB工法
- 住宅の変化
- 住まいをつくるとは
- 窓(開口部)について
- 家の構造について
- 住宅の収納
- 建築の保険
- 材料について
- 住宅の工法
- 住宅のエネルギー
- 樋
- 家の老化
- 耐震補強
- 仮設
- 住宅の寿命
- 冬向きの家
- 軒のない家
- 片流れ屋根の家
- 地震
- 尺とメートル
- 見積り
- 金物工法
- 集成材
- 調湿
- 結露
- 木造にこだわる理由
- WB工法を採用して10年
- 階段
- 10年で塗装しないといけない家
- つかさや工事日記
- 耐震診断できない木造住宅
- 危ない吹き抜け
- 訪問販売リフォーム
- リフォームは難しい
- 雨漏り
- 四方山話
- うちのつくり方
- 住宅侵入盗
- WELL珈琲新築工事日記
- リフォームの時代
- 新聞、雑誌等の記事から
- 吹き抜け
- 建築は大工が造ってきたが
カテゴリから記事を探す
鈴木敏広プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。