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コラム
リフォームのほうが難しい2~大事な現状把握
2014年12月4日
リフォーム工事を依頼すると設計する人が家を見に来ます。図面があることもありますが、図面通りでない場合も多く、設計する前に現状を把握して図面を描きます。
現況図を描くことが工事の初めの仕事だからです。
床、天井など解体しないで現状把握することは、経験がないとできません。2階建てならば1階と2階の図面を把握する必要があります。
たとえば、2階建ての建物で1階の壁を解体し間仕切を変更するなどの場合には、2階の床下(1階の天井裏)に隠れている2階の梁がどう施工されているか、屋根の重さが二階の柱、壁のどこにかかっているか
考えないといけません。それには、相応の経験と知識がない人には現状把握できないと私は思います。
現状把握する能力は設計する人はもちろん、工事監督や工事する職人にも必要です。
そうでないと予定通り進むとは限らないリフォーム工事現場で間違えて解体、工事する取り返しのつかないことになるからです。
このようにリフォームが難しい一つめの理由は現状把握しないと何もできない事、そして、現状把握は経験と知識がないとできないことです。
次回は、「リフォームの方が難しい3~TV番組のようにいかない」です。
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まちの大工さん 鈴木工務店
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