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コラム
雨漏り2~シロアリや腐朽菌の発生につながる
2014年6月17日 公開 / 2014年7月4日更新
雨漏りは、外部から中に入り天井や壁にシミを付けるだけでなく、継続的に雨漏りが続くとやがて壁や床の下地材・構造材にまで達し、シロアリや腐朽菌が発生させ、柱や土台などを傷ませることにより、家の強度に影響を与えます。(以前に2階の壁から雨漏りし、梁→柱→土台へと水が入り、シロアリが土台→柱→梁と逆に登っていた現場を見たことがあります)
もしも、壁や床下など普段は目に見えない場所に雨漏りが発生し構造材が傷んでいれば、地震などの災害時に本来ある耐力が発揮できないことになり、大きな被害になることになります。阪神大震災の時も雨漏りで傷んでいたために倒壊した家がたくさんありました。
シロアリも腐朽菌は、水(湿気)がないと繁殖しません。雨漏りは、家の病気の原因と考えないといけません。
次回は、「雨漏り3~日本の気候 予備知識1」です。
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