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コラム
築30年で初めて漏った家1~30年外壁のリフォームをしない家
2014年10月27日
今回のコラムは、「雨漏り」の続編です。
昨年の台風が来た日、「雨が漏っています。」と電話がありました。
すぐにお施主さんの家に向かいましたが、雨漏りは止まっていて、天井に直径10㎝ほどのシミがありました。シミのあったところは、二階建ての平屋部分。天井裏にもぐり見て見ると、平屋の屋根と二階の壁に取り付けてある壁にスーと雨漏りの跡があります。場所をスケールで測って、天井裏から下りました。屋根に上がって確認したかったのですが、雨がまだ降っていたので、その日は帰りました。
翌日。
屋根に上がると屋根と壁の取り合いの所、瓦の下に葉っぱが風で張り付いているようになっていました。どうも、風で葉が押し付けられて瓦の下で水の流れが悪くなり、台風で雨が多く集まった為、一時的に漏ったようです。
私 「原因は葉っぱかな。葉っぱで水の流れが悪くなって漏ったみたいですよ」
施主「直した方がいいかねぇ・・・」
私 「うーん。雨漏りは直した方がいいけど。30年で初めての雨漏りですし、漏った量も少ないからこのま
までも普段は困りませんよ。それよりも30年間、一度も外壁のリフォームをしてないですよね。
外壁のリフォームの時に雨漏りを直せばいいと思います。」
この家は30年間一度も外壁のリフォームしていないのに30年の間一度も雨漏りしなかったのです。しかも、初めての雨漏りも台風の日にわずかな量です。雨漏り対策がちゃんとできている家といえると思います。
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