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コラム
訪問リフォーム業者が来た!
2014年7月17日
先日、お客様から電話がありました。
施主 「知らない人が来て瓦が浮いている、何か所も…」
私 「まだいるのですか?」
施主 「もう帰りました」
私 「何か言っていましたか?」
施主 「外に連れて行かれ、指をさして『あそこが、あっちも瓦が浮いている、早く直さないとダメだ』
と言われました」
私 「雨は漏っていませんか?」
施主 「漏っていません」
私 「明日見に行きますので心配しないでください。」と電話を切りました。
翌日、うかがって言われた場所を聞きました。
私 「どこから見て言っていたのですか?」
施主 「ここら辺からと西の道路からも言っていました」
言われた場所を肉眼で見ても異常があるようには思えませんでしたが、双眼鏡を出して見てみました。
悪いところはなさそうです。お施主さんにも双眼鏡を渡し見てもらいました。
施主 「やっぱり変な業者!
『あっちとこっちで30枚ぐらいの瓦がおかしい、あんた分らんのか?』とかイヤな事ばかり
言ってきて・・・。わざわざ来てもらってすみません」
私 「そんなことは良いけれど、なんて言ったら帰っていったのですか?」
施主 「いつも来てもらっている人がいるので、その人に相談する、と言いました」
私 「他の業者が来ても、とにかく敷地に入らせないでください。出てくるように言われてもいつも
頼んでいる人に見てもらうからと言って断ってください。屋根へ勝手に乗せないように。
屋根の上で瓦を割ったり、漆喰を取ったりして下りてきますから」
電話があってから一週間ほどで台風8号が接近し、雨が降りました。台風が去った翌日の11日に電話してみましたが、雨は漏りませんでした。
毎年の数軒のお客様からこのような連絡がありますが、必要な工事があったことはありません。本当に迷惑な業者です。先日の台風8号の雨で雨が漏れないのですから、30枚の瓦がおかしい根拠はどこにあるのでしょうか?
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