夏こそ『ミネラル補給』を〜改めて知っておきたいミネラルの大切さ〜①〜【漢方的食養生】
今回はPodcast番組「コータの漢方RADIO」あてにリスナーさんがくださった質問にお答えして
身近な飲み物
「紅茶」
についてお届けしたいと思います。質問の内容は
「紅茶の薬膳的な働きと紅茶の種類によって働きは違うのか?」
そして
「おすすめの漢方的アレンジ紅茶は?」
です。
薬膳的にみた紅茶の基本性質
薬膳的に見た紅茶の最大の特徴は
紅茶は体を温める飲み物
ということです。
薬膳では「温性(おんせい)」と呼ばれる性質で、体を冷やさないのが最大の特徴です。
実は、お茶として飲まれているものの多くは
涼性(体を冷やす)
寒性(体を強く冷やす)
に分類されることが多いんです。
たとえば緑茶や麦茶は飲みすぎると体を冷やす「涼性」という性質があります。
その中で紅茶は、発酵を経ていることで体を温める性質に変化しています。
コーヒーは冷やす?温める?
余談ですが、コーヒーも文献によって
温める
平性(冷やしもしない・温めもしない)
と見解が分かれています。
つまり、紅茶もコーヒーも日常的に飲む飲み物としてはわりと体を冷やしにくいと言えます。
紅茶が向いている体質・症状
薬膳的にみた紅茶のおすすめポイントはこちら。
① 冷え性
体を温める性質があるため、冷えやすい方に◎※ただし「紅茶で冷え性が治る」という意味ではありません。あくまで日常の飲み物としてのサポートです。
② 胃腸の冷え・食欲低下・下痢
発酵食品に近い性質を持つため、胃腸が弱い方にも向いています。
③ ストレス・気疲れ
紅茶の大きな特徴は「香り」。
香りは薬膳では気を巡らせる働きがあります。
ストレス疲労
ため息が多い
気分が落ち込む
こういった状態にとても相性が良い飲み物です。
実は紅茶に限らず、お茶全般には精神安定作用があると考えられています。
香り+ほのかな苦味この組み合わせは心を落ち着かせる働きがあります。
「リラックスしたいときにお茶を飲む」これは薬膳的にも理にかなっている習慣なんです。
紅茶の種類で効能は変わる?
紅茶といえば、
ダージリン
アッサム
セイロン(ウバ)
キーマン
アールグレイ など
さまざまな種類があります。
では紅茶の種類によって薬膳的な働きって変わるのでしょうか?
細かく見ていくと多少違いますが大枠でみると紅茶の種類が変わっても薬膳的な働きはそこまでかわりません。
理由はシンプルで、すべて基本的に同じ「茶の木」から作られているからです。
産地・気候・発酵度合いによって香りや味は変わりますが、
薬膳的な性質としてはすべて「紅茶」として同じ扱いになります。
つまり、種類にいろいろこだわるよりは、好きな紅茶を選んで大丈夫なのでその時の気分で、楽しんで飲める紅茶を選びましょう。
現代栄養学から見た紅茶
科学的な視点でも紅茶には
抗酸化作用
血流改善作用
リラックス作用
が報告されています。
先程紹介した薬膳の考えとかなり重なる部分がありますよね。
薬膳的働きと栄養学的な働きって以外なほど一致していることがあるので、漢方をやっていてとっても面白いと感じることの一つです。
次回は漢方の知恵を活用した「おすすめのアレンジ紅茶」についてnoteでお届けしたいと思います。紅茶好きの方はぜひ楽しみにしていてくださいね。
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